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2012年12月01日

当たらない宝くじを、なぜ人は買い続けるのか

[つれづれなるままに]
おお、なんだか本のタイトルのようだ。

先日書いた高額当せん者に聞く「宝くじの当て方」というエントリに
当たらないのに買い続ける人がいるのはなぜかを考えてみると面白いかもしれない
というコメントがついたので書いてみる。

今でこそやらなくなったが、俺は昔はパチンコ・パチスロが大好きだった。アレもまずほとんど勝てないシロモノなのだが、それでもなぜかやめられない。やめられなかった理由は
1、プレイ自体が楽しい
2、負けを取り戻せるような錯覚に陥りやすい
の2つに尽きる。パチンコ・パチスロはゲームとして見るとそれなりに面白い。そこに「金が増える」というギャンブルの要素が絡み、勝つとやっぱり嬉しい。その上、たまに大勝してしまったりする。これが曲者で、負けが込むとその負けを取り返す確率はどんどん低くなっていくにも関わらず「あのときの大勝が再び出来れば取り戻せる!」なんてアホな考えで自分を慰めることになりがちだ。結果大負けするのだが、「いつかは大勝」という「過去のレアケースがいつも起こるんだ」みたいな超非現実的な思考(願望)が何処かに必ず存在する。

パチンコ・パチスロと宝くじを同じまな板の上で料理するのはいかがなものかと思うが、根本的な考えは同じだろう。コレを「夢」と言うのであれば、確率から言えばまさに「夢」だろう。実現しないのが「夢」で、実現可能なのが「希望」らしいから。

身も蓋もない言い方をすれば、そんな「騙される」人がいるからこそ社会は回っているのだろう。仮に確率とか統計とかで機械的に判断する人ばかりだったら、世の中は全く違ったものになっていたに違いない。

ああ、風邪の薬で頭がボーっとしてもうコレ以上だめぽ。

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posted by oyajiman at 2012年12月01日 01:00:00



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