私的違法ダウンロード刑罰化法が通ってから数ヶ月が経つが、なにやらCDなどの売上は減少していく一方らしい。そりゃそうだ。知らなければ買うはずもないからだ。
もし俺がすっげーソフト作って誰にも言わずにひとりで黙って使っていたとする。そのソフトは俺にとってはものすごく有用だけれど、その存在は俺しか知らない。で、誰にも言わずにこのソフトに価格をつけて販売することにしても、だれも知らないので買う人もいない。今の音楽業界なんてこんな状態なんじゃないかと思う。挙げ句の果てに「違法ダウンロードがイクナイ」と悪者を違法ダウンロードに押し付けた。「聞かせるなら金よこせ」と、ちょっと音楽を流すだけでも金を取り、ますます音楽を聞く機会を減らしてくれたのは我々消費者ではない。
まー、なんつーか、欲の皮をつっぱらせると客は逃げるってことだよ、簡単に言えば。ただそれだけだな。