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2012年08月16日

ツーリングしたら道に迷ったでござるの巻 4

[Bike!Bike!Bike!]


頭はぼーっとするし肩は痛いしでもうイヤーとか思いながらも、こんなところでバイクをぶん投げるわけにもいかない。というか、このマシンが俺の頼れる唯一の道具だ。しんどいけどこいつで帰るしかない。泣く泣く夏油温泉からの道を引き返し、正常なルートに戻る。その後何度か休みながら、やっとのことで宮城県に入ることができた。いやはや岩手県は嫌になるくらい広いぜ。

残りも80kmを切ったあたりで、今度は帰宅時間のラッシュに当たってしまう。ラッシュは大嫌いなのでまたまた裏道へ逃げ込んだのだが、これがまた失敗。何度も何度も道を間違えてしまうハメに・・・見覚えのある道にたどり着いたときには既に日が落ちてしまっていた。

うーん、朝10時前に出発して既に9時間以上が経過したってのに、たった400Kmくらいしか走っていない。どんだけ効率悪いんだよ、なんて思いながらヘロヘロ状態でどうにかこうにか家にたどり着いたのが午後8時過ぎだった。いやー疲れた。

今回はこのマシンで今までわからなかったことがよーくわかった走りだった。

まずその高速巡回性能。160km/hくらいでは全然高速域って感じがしない。だけどカウルの小ささからか、風の抵抗は体をちょっと縮めてカウルの中に隠さないと意外に大きい。200km/h overは今までのマシンでは未体験ゾーン(NSRでメーターを振り切ったことはあったが、振り切っていたので速度は不明)、このスピードだと判断を誤って飛んだら確実に死ぬなーと思った。

高速巡回での燃費は予想以上に悪い。150km/h巡航とかだと20km/lを切るかもしれん。逆に60km/h以下での燃費は24km/lくらいは行きそうだ。

ポジションは長距離にはやっぱりキツイ。キツイけれど、俺がもしポジションの楽なマシンに乗っていたら一日中走っているんだろうなーと思った。だからこのキツめのポジションがちょうどいいのかもしれん。

ライトは・・・思っていた以上に暗い。というか、見えない。ハイビームにしてどうにかこうにか使える明るさで、ロービームのときは「お飾りだろこれ」というレベル。予想はしていたがこれほどまでとは思わなかった。

あと、PilotPowerのウェット性能だが、RoadAttackに比べると少々劣るようだ。峠で流れている水を踏むと結構「ニュルッ」と行く。これはRoadAttackの時にはなかったことだ。

今回のツーリングは2日で800km以上走った。PilotPowerは8000kmくらい持つと言われたのだが、その1/10をたった2日で使ってしまったわけだ。まー、今回はなんだかバンクさせるのが怖くてかなり押さえ気味に走ったので、タイヤにかけた負担もそんなに大きくはなかったと思う。それでもこの耐摩耗性だと長距離ツーリングは難しいかもしれんと改めて思った。


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posted by oyajiman at 2012年08月16日 01:00:00



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