小さい頃ずっとかだっていた(参加していた)のがこの八戸三社大祭だ。俺は今でもねぶたよりすごいと思っているし、その山車は日本一だと信じている。
参加台数は28台前後で、各町内でその山車の出来を競い合う。賞をもらった山車を引くのは鼻高々だ。山車の大きさはハンバない。狭い道もあるので山車は可変式で、小さくしたときは大型トラックくらいだが、横にバーンと広げるとその巾は4車線道路を塞ぐほどになり、エアジャッキみたいなやつでドーンとせり上げるとその高さはビルの4階に届くくらいになる。40年くらい前は山車ももっと小さく、動く部分も少なかった。今ではデカく重くなりすぎて人力で引くのは大変らしい。
これは昨年にネット配信されたやつだ。
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震災があってもお祭り馬鹿には関係ない。中には台車ごと山車小屋が流された町内もあったらしい。今年はやめようかとなってもおかしくないが、お祭り馬鹿はそれどころか「そんなときこそ祭だ!」となるのだ。
今年はこちら。
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盛岡、仙台、山形など、いろんな夏祭りを見てきたが、お祭り馬鹿な俺はお祭り期間中に普通に仕事が出来るのが全く理解できない。仕事が終わってからの時間帯で行われる祭はもっと理解できない。そんなテケトーなお祭りで「これが祭だ!」なんて言うなと叫びたい。お祭りを心待ちにしながら数ヶ月前から準備し、やっとその祭が始まったのだ。仕事も学業も手につかないだろ、普通。違うか?