引き分け狙い…なでしこ、フェアプレー精神はどこへ :日本経済新聞
はてブでも盛り上がっているこの記事、なんとなくだが、大住良之のサッカーに対する愛情というかこだわりがこんな頓珍漢な記事を書かせたような気がする。「(優勝するなら)こうあって欲しい」みたいな・・・
だけどそれは本当に強いチームのやること。大住良之とて、アジア予選とかで格下の国が10人で守ることを否定はしないだろう。なでしこもワールドカップでは優勝したが、まだまだぶっちぎりの実力No.1というわけではない。アメリカ、ブラジル、フランス、イギリスなど、日本以上に強いかもしれん国はたくさんある。その中でどうやったら一番綺麗なメダルを取れるのか。その可能性を模索した場合に一番合理的な方法をとったまでだ。そんなことを大住良之がわかっていないはずはない。これは批判覚悟で書いたものだろう。
そこまでして書く理由。それは単に一部の人間がもつ美学なんだと思う。だが、それはかなり偏った考えの押し付けでしか無いことも事実だ。
どうでもいいが、メダルを取れなかった時に「ほれみたことか」と大騒ぎすることと、メダルをとれた時に自分の記事をなかったコトにして諸手を挙げて褒め称えるのだけはやめて欲しい。一度書いたのなら最後まで自分の意見を押し通すか、さもなくば自分の考えを変える理由をきちんと書いて欲しい。
大住良之に願うのはそれだけだ。