小沢の新党ができるらしい。はっきりいってどうでも良い。まぁ頑張って欲しい(棒読み)。当然全く期待していない。
期待はしていないが、一つだけ言いたいことがある。「消費税増税より先にやることがある」とか曖昧なことを言わずに何を先にやるのか明示してほしい。具体的に言わない限りその重要度も分からないし優先順位も付けられない。そんな状態で何を期待しろというのかさっぱりわからない。
とは言え、これは小沢に限ったことじゃなく、今の政治家のほとんど全てに言えることだ。何かを変えればどこかに歪が行く。その歪を誰に負わせるのか、その判断なしに何をするというのか。
消費税増税は危なくなった会社の判断出来ないボンクラ経営者が社員の給与を一律引き下げるようなものだ。本来ならコストパフォーマンスの悪い部署、人間を切るべきなのに、その決断をしたくないがために一律引き下げという手段に走るのだ。数人の犠牲で済ませればその他の人間はヤル気もなくさず済むし、人数が少なければ解雇の対象になった人の就職斡旋もしやすい。しかし、全員一律ダウンは現場の士気を著しく引き下げ、また、出来ない奴が残る。その影響は計り知れない。
世の中には公務員(役所)がやっている仕事とほぼ同じようなことをしている団体が数多くある。これは役所の手抜きであるし、また、その場所は自分たちの退職後の食い扶持でもある。そんな団体を潰すだけでかなりの金が浮くはずだ。もちろん路頭に迷う人も出てくるだろうが、そもそもはかなりオイシイ思いをしている人の割合が多いはず。そういう構造的な問題を解決できない限り、日本は何も変わらないだろうね。