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2012年01月25日

その質問は本当に今するべきものですか?

[だめだこりゃ]
知人がとある講習会に出た時の話。

その講習は受けると認定書がもらえるやつで、とりあえずは黙って受けてくるという人が多いやつだ。その講習の概要説明のあと、講師が「なにか質問は?」と尋ねると、「こういう場合はどうしたらよいか」という非常に判断のつきにくい前提状況での質問が出たらしい。講師も軽くあしらうつもりだったのだろうか「そういう場合は判断が難しいですね」みたいな答え方をした。するってーと、今度は違う奴が判断がつきにくい事例についての思いの丈を思いっきり述べはじめたという。どうでもいいような導入の時点で終了時間はオーバーするしどうでもいいような話を聞かされるしでちょっとだけうんざりしたという。

こういう質問をする気持ちはわからなくもない。実際に実務で講習の内容と同じ事を受持ったりすると、判断に悩むことは非常に多いだろう。だからまじめに取り組んでいる人は同じような疑問を持っていておかしくない。しかし、実務と講習は違う。ましてや実務を行うための認定書をもらう場で判断のつきにくい実務の質問をすること自体が判断を誤っている。それだけでなく、こういう人の感情に見え隠れするのは「俺ってもうすでにちゃんとやっているんだよね」という意識だ。やっているからこんな質問も出るんだよ、と、言わんばかりの態度の人が多い。場所を間違えて質問するくらいだから、こういう勘違いもしかたないのかもしれんが・・・

この例に関して言えば、この質問者は、自分の前提条件があやふやだから判断がつけられないのだということに気がついていない。また、実務においてレアなケースや独特な条件がある場合は、それこそ関係する省庁に直接問い合わせて対処すべき話だ。

講習会とか知らない人の前で質問するなんてスゲーな、なんて思う人は、その質問内容とかをよーく吟味してると面白いかもしれん。

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posted by oyajiman at 2012年01月25日 23:30:00



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