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2011年03月27日

原発事故に関する疑問

[東北関東大震災]
福島原発関連では不思議に思うことが沢山ある。

1、原子炉の中に大量にぶち込んでいる海水やら真水やらについて
水を入れても入れても入っていくとすれば、入れた水がどんどん蒸発しているかどこかに流れ出しているかのいずれかだと思われる。蒸発しているのであれば炉内の圧力は上がっていく一方だろうがそうでもなさそうだ。となればどこかに溢れているとしか思えない。もし原子炉に亀裂等が発生している場合、その水は格納容器内に溢れていくと思われるが、では格納容器を満杯にする水の量はどのくらいで、満杯になった場合はどうなるのか。福島第一原子力発電所の放水口で高濃度の放射性物質が検出されているのは、この水が流れ出ている(もしくは意図的に流している)ように感じてしまうのだがどうか。

2、タービン建家内にあった放射性物質を多量に含む水について
そもそも除去する為にはその水たまりに近づく必要があると思うのだが、その作業に危険性は無いのだろうか。また、その作業には誰がどのような方法で当たっているのか。そして除去した水はどこに行っているのか。

3、外部電源について
外部電源を引き込む作業が続いているようだが、事態が悪化してから引き込み作業に入ったように思える。なぜここまで遅くなったのか。

4、配管の損傷について
1にも関連するが、原子炉には水を注入し続けており放水口では高濃度の放射性物質が検出されたとなれば、冷却水の配管等が損傷している可能性があるように思う。冷却水等もタービン建家内にあった高濃度の水と同じような状態になっていることも想定されるが、そうであった場合に誰がどうやって配管の損傷を修復するのか。

5、3号機で被ばくした男性作業員3人について
俺の思い違いかもしれないが、福島原発の修理には東電社員が当たっていると聞いた。原子力発電所はその中心に行けば行くほど機密事項が多くなるので下請けは入れないようになっていると・・・しかし、この被爆した3人は東電の関連会社の人だと言う。本当はどうなのか。

6、東電社員のブログについて
東電社員のブログひどすぎると話題になっているようだ。問題のブログは該当の部分を魚拓でしか見ていない。それでもなぜこのようなものを書いたのか理解に苦しむし、本当にそう思っているのであればどんなに炎上しようともブログを消したりはしないはずだ。mixiで東電社員の家族が書いたエントリが意外に好評だったから二匹目のどじょうをねらったものなんだろうとは思う。だが、こういう時に下手に弁明すると燃え上がるのは当然に思えるし、5にも書いたが、危険な状況で戦っているのは本当に東電社員なのか疑問に思う。自衛隊、消防、それに下請け企業だけが命を削っているとは考えたくはないが、この東電社員(と思われる人)のブログを見ると、なんだか逆に怪しく思えてしまう。

7、3号機で被ばくした男性作業員3人の退院について
これから数日後に、この人が覆面でTVのインタビューに答え、「ええ、大丈夫です。体調も問題ありません。」みたいな映像が流れるだろう。そしてそれをみた人は「ああ、一時的に被ばくしてもそんなに被害はないんだ。」と思い、被ばくにどんどん鈍感になっていく。だが、その結果は10年後でしかわからない。そんなストーリーが見えるのだが、どうか。


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posted by oyajiman at 2011年03月27日 23:00:00



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