我が家のボス猫、結構前に繊維肉腫とやらになってしまった。このボス猫、よく脱走して喧嘩をしてくるのだが、喧嘩をするとかなりの確率で眉毛の辺りに怪我をする。そのときの傷が治らないまま、その場所の肉が次第に盛り上がってきた。一度は手術で治ったかに見えたが再発。顔はお岩さんのような状態に・・・
行きつけの医者は「炎症が収まらないと手術できない」とか言っていたらしいが、その間にも肉腫はどんどん大きくなっていった。まぶたの近くなんだからまぶたまで肉腫が広がったら手術なんて出来んだろ!早く手術しないとダメじゃん!と思っていたのだが、その予想は見事に当たり切除はもう出来ないとのこと。ああ無情。
しかしその医者、他の手段を見つけていたらしく、今日ボス猫はその手術を受けているはずだ。ボス猫のはウイルス性の繊維肉腫らしく、そのウイルスは42℃以上で死滅するらしい。今回の手術は、肉腫に電極のようなものを刺して肉腫の元を焼いてしまうもののようだ。
何ヶ月も首にカーラーをつけて、最近はちょっと調子も悪そうだった。傷の部分はかゆいらしく、一生懸命掻こうとする姿は哀れで痛々しかった。鳴いて餌をねだったが、「明日は手術だから飯は無いんだぞ」というとすんなり引き下がる。よく判っているじゃないか。お前絶対俺の言うこと判っているだろ。なんて思いながらも、手術がうまくいくことを願わずにはいられない。だけどお前は本当に金がかかるな!