Linuxからアホ話まで、何でもありでござる

2010年03月13日

Oh!人事

[つれづれなるままに]
先日、本社の人事部の人と話す機会があった。その人曰く「ちょっとおかしい組織ですね」。

いや、それは重々承知の介だから。例えば、組織図の横のラインと職位がまったく連動していないとか、ラインとスタッフがごっちゃになっているとか、ラインの長とスタッフの長が兼務だとか、矛盾点をあげたらキリがない。だけど、人数が少なくなって行ったら複数の機能を持たせるしか無いよな。極論を言えば個人事業主なんかはすべての機能を一人もしくは数人で行っているわけで、そんなところには組織もへったくれもない。それが従業員数が増えてくるとやれ組織だやれ人事だとなってくる。ただ、その境目はいまいち定かではない。一人のスーパーな人間がいるとどうにかなってしまうことも多いし、ほんの十数人でも組織だっているところもある。

マニュアルも然りで、マニュアルがあればそれを基準にすることが出来て大変都合がよいが、そのマニュアルのせいでどうしても絞りきれない場合も出てくる。ある程度はマニュアルを無視して臨機応変に進める必要もあるし、そもそもマニュアル化は定型業務の方がずっとしやすい。極論すれば、マニュアルは定型業務の生産性を上げるために存在するのであって新しいものを開拓するものではないのだ。

おっと、話がそれた。その人が言うには、例えば管理部の長と経営企画を兼務する組織などありえんらしい。そりゃそうだよな。そんなのブレーキとアクセルを一緒に踏むようなもんだ。だけど、ブレーキもアクセルも踏めるという見方もある。ある意味恐ろしいけど、うまく行ったらそれこそスピーディ且つ効果的に物事が運ぶかもしれん。

なんとなくだが、今までの組織というのは、ミスしないように、暴走しないようにという制御面の方が強いような気がする。で、みんなでちょっとづつ力を出して物事を進めましょうと・・・そういう鈍牛のような動きになるのが宿命だから「何事もスピーディに」とか言われるんだろうな。広く浅く役割を持たせるのもいいけれど、スピーディにしたいなら権限を集中させるのが一番手っ取り早い。今流行りの人事とかは不勉強で知らないけれど、タスク中心とかマトリックス型の組織とかは、今までのピラミッド型の問題点を解決しようとして生まれた物なんだろうなーとは思う。

とにかく、おかしいところを指摘されても「そうですねー」としか言えないんだよね現状では。それよりうちにあった組織を提案してくれないかな。



ブログランキング・にほんブログ村へ
posted by oyajiman at 2010年03月13日 23:00:00



コメント

コメントはありません

トラックバック

トラックバック
このエントリにトラックバックはありません
このトラックバックURLを使ってこの記事にトラックバックを送ることができます。 もしあなたのブログがトラックバック送信に対応していない場合にはこちらのフォームからトラックバックを送信することができます。.

コメントする