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2009年11月26日

俺はアンタのやったことを一生忘れない

[Man of Kind]

先日、はてなのほってんとりで何かを読んで思い出したので書いておく。ちなみに読んだエントリはtwitterのつぶやきだったのだが、内容はまったく覚えていないのが素敵。記憶力が確実に落ちてきていて泣ける。

あれは中学1年か2年のころだったと思う。その時は運動会の全体練習で、全校生徒が校庭に体育座り(俺の地方では「あんざ」と言った)をさせられていた。

その頃の学校は「体罰」なんて言葉はなく、校内暴力さえなかった時代だ。教師は絶対権力者であり、教師が生徒を殴るなど日常茶飯事、それも平手ではなくグーで思い切り殴られることさえあったのだ。出席簿や数学の定規、定番の竹刀など、道具を使って叩かれることも珍しくなかった。

俺たちは体育座りをして教師の指示を待っていたのだが、こういう時には例に漏れずおしゃべりをし出す奴がいる。俺のまわりでも喋っている奴がいて、それが超がつくほどの暴力教師の目に止まった。その教師は何も言わずにおしゃべり野郎に向かって歩いてきた。俺は「あーあ、あいつやられるよ。」と思いながら暴力教師を見ていたのだが、その暴力教師は突然俺の胸ぐらを掴み、俺を釣り上げた。俺はあまりに突然のことで何がなんだか理解できず「俺じゃない」と言おうとしたが、「おれ」という言葉のあたりで左頬に受けたものすごい衝撃とともに視界が180度クルッと回った。

気がつくと俺は地面に投げ出されていた。この教師はなにもしていない俺の左頬を、頭から地面に落ちるほどの勢いで殴ったのである。そのあと、俺は自分の担任とかに俺は何もしていないのに殴られたことを告げたはずだが、その暴力教師はおろか担任からもその件についてなにも言われることは二度と無かった。

この件は俺が教師ギライ・教師不信になった大きな原因の一つだ。

俺が卒業するあたりから生徒も我慢しきれなくなったのか、先生を殴るなどの校内暴力が出てくるようになった。これは起こるべくして起こったことだと思う。ただ、生徒が反抗してみると思っていた以上に教師は弱く、それで生徒が図に乗ってしまったため大きな問題になったように思う。ガキンチョは調子に乗りやすいからね。

あの暴力教師は山本いう名字だったはずだ。俺はアンタを一生忘れない。アンタがヨボヨボになって力も落ちて抵抗できなくなったとき、アンタの胸ぐらを掴んで立たせてアンタが俺にやったことを思い出させてやりたいね。

[関連エントリ]
注意することと怒ることの違い


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posted by oyajiman at 2009年11月26日 23:00:00



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