Linuxからアホ話まで、何でもありでござる

2009年09月26日

アイフルも私的整理だそうだ

[つれづれなるままに]
J-CASTニュース : アイフル私的整理へ 過払い金猶予の「お願い」通じず

まさに「どうするアイフル」。笑えん。最近TVCMでも、過払い取り立てをお手伝いみたいなCMをよく見る。弁護士の収入の一つとして確立されたんだろう。請求された方の消費者金融は返さない訳にはいかないだろうし、世間が消費者金融の味方につくとも考えにくい。かくして申し立てればかなりの確率で過払い分が返済され、弁護士も一定の報酬を得る。泣くのは消費者金融ばかりである。

金利のグレーゾーンで商売してきたことがここまで苦しくなった一番の原因だろうが、ほとんどの消費者金融の後ろには銀行が控えている。悪い言葉で言えば、銀行が後ろ盾となっている消費者金融は銀行の高金利貸出部隊だ。そういうところはバックの資本が助けてくれるのだろうが、アイフルと武富士はそうではないらしい。市場の反応は速くて、両企業のCDS参考値などはお見事としか言いようがない

それにしても、ウィルコムも事業再生ADR活用での経営再建だし、この事業再生ADRって今の流行りなのかしらん。調べてみると、2007年から施工された私的整理と法的整理のいいとこどりの方法らしい。こんなものが出来ていたとは知らんかった。

【最新の再生手法ADRとは】|空飛ぶ企業再生士松田淳の企業再生ブログ

いずれにせよ、企業再生できる手法がいろいろ出てくるのはいいことだと思う。つぶれて廃業とかになったら、それこそ働いている人たちが路頭に迷っちゃうもんね。


ブログランキング・にほんブログ村へ
posted by oyajiman at 2009年09月26日 23:00:00



コメント

結構楽しんでます

「廃業で社員が路頭に」とはいうものの、ニュースによると社員の半分は整理されるらしいですよ。(今タイプしたものの「整理」という言葉、なんだかむごい言葉ですね)
社員が減るってことは、やっぱり最初に首切られるのは、無人くん(アイフルって無人くんだったっけ?!)の中に入っている人からですか?
2009年09月27日 08:34:04

oyajiman

半分解雇ですか。これを半分は助かったと見るか半分殺されたと見るか、意見の分かれるところですのー。従業員もそうですが、その会社と取引のあるところも含めると関係者ってのはかなりいて、つぶれたり廃業したりするとかなりの人たちに影響が及びますからねぇ。

アイフルは「お自動さん」というみたいです。そういう名前つけているからバチが当たったのかも。中に入っているのはチワワじゃないかと思います。

http://ja.wikipedia.org/wik...
2009年09月27日 11:30:37

トラックバック

トラックバック
このエントリにトラックバックはありません
このトラックバックURLを使ってこの記事にトラックバックを送ることができます。 もしあなたのブログがトラックバック送信に対応していない場合にはこちらのフォームからトラックバックを送信することができます。.

コメントする