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2009年03月08日

新サーバは超快適

[サイト運営]
先日書いたとおり、サーバを新しいものに変えた。初めて仮想マシンをサーバにしてみたのだが、これがまたすこぶるいい感じだ。先のエントリにも少し書いたが、ベースマシンはAthlon64x2 3600+にメモリ8GB、HDはなんと今だIDEである。これをubuntuの64bit版で動かしているのであるが、このマシン、実機としてもそんなに速いマシンではない。そのうえサーバはこのマシン上で動いている仮想マシンだ。それも1台じゃなくてメール・WEBの2台の仮想マシンを動かしているのだ。それでも前のサーバよりは格段にいいであろうことは予想していたが、その効果は予想をはるかに越えるものであった。

以前とある人から何回も「アクセス出来ない」、「アクセスが遅い」というコメントをもらったため、友人宅サーバを使ってこのサーバの表示速度を30分おきに記録している。その記録を見ると、旧サーバではトップページを全て読み込むまで速くても12秒ほどかかっていた。それが、新サーバに換えた途端、ほぼ3秒以内で終了するようになった。たった10秒の短縮かもしれないが、体感スピードの差は極めて大きい。それだけでなく、エントリの更新やPING送信なども圧倒的に速くなった。回線は今までどおりなので、回線はボトルネックではなかったということが思い切り判明してしまったわけだ。今までは何だったのかお前のせいだったのは判っているんだぞあほんだらと、旧サーバを小一時間問い詰めたい気分だ。

普通の日はデータ量もmod_gzipで圧縮送信しているため半分以下になり、ページビュー、ヒット数、訪問数などは特に変化が無い。一日のユニークアクセスサイト数もさほど変わっていないのだが、延べのアクセスサイト数は少々減っているようだ。旧サーバでは反応が遅かったために何回もアクセスされていたのかもしれない。ただ、今日と昨日は、どういうわけかブログで長文のコメントする人たち(ちなみにこのタイトル、本当は「ブログで長文のコメントする人たち」だった。「を」を書き忘れたんだよね)というエントリにハテブがいっぱいついたりゴリラブーツさんに取り上げられたりと、いつもより格段にアクセスが多くなったのだが、友人宅サーバのデータはいつもどおり3秒以内で収まっている。すばらしいぞお前。

topコマンドでシステムの状況を見ていてもその性能差は歴然だ。以前はapacheだのmysqlだのが処理しきれず、CPUを使用しているタスクがガンガン積み上がっていく状況をよく見たが、新しいサーバではあっという間に処理が終了してしまうためすぐにアイドル状態になる。結果としてシステムのアイドル時間も長くなっているようだ。スワップアウトも一切起こっていない。つか、CPU使用状況が50%を越えたのを未だに見ていないんだけど。

とはいうものの、信頼性という意味では少々不安なのも確かだ。なにせ実際に動いているハードは一つだけである。仮想マシンの不具合が起こる可能性もあるが、ハードウエアに不具合が出れば、仮想マシン2台もろとも死んでしまう可能性を含んでいる。それにこのマシン、メディアサーバとかにも使えるようにHDは合計3台積んでいるし使っているFANも多いので、故障が発生する可能性は旧サーバに比べれば格段に高い。

さらにちょっと厄介なのは、ubuntuのアップデートだ。アップデートを適用すると再起動を促されるものも多く、止まっちゃいけないサーバとしては致命的だ。デスクトップ版を入れたのが間違いだったのかもしれん。仮想マシンはすぐ移動できるので、他のマシンで実験してそのうちubuntuサーバ版に切り替えることになるのかもね。







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posted by oyajiman at 2009年03月08日 22:30:00



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