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2009年02月17日

守るべき時とせめるべき時

[だめだこりゃ]
またまたどこかの会社の話。そいつは今年の景気後退を読んでいて、今年はよくて売上横ばいなので経費を圧縮して収益確保するという計画を立てた。売上の安全率は90%程度で、簡単に言えば計画より10%程度売上が落ち込んでも利益は確保できる内容だった。しかし、景気の悪化は予想をはるかに上回り、さらには予期せぬ事態も発生して、売上・利益とも計画を大きく下回ったものとなった。

利益が確保できないと、当然のごとく数字だけ見ている本社などはザワついてくる。あるときなどは半期の状況を報告しろと言われたので、売上低迷に合わせて計画以上の経費削減に取り組み、それなりの効果も上げていることを報告した。

その報告のあと、本社の輩が吐いた「削減ばかりだと意気消沈するよね。」という言葉には愕然とした。挙句の果てに「厳しくやるのもいいんだけど・・・」なんてことをぬかしやがる。

ちょっとまて。対策をうったからといってすぐ効果が出ない一番のものが「売上」だろう。企業の力を一番表すものが売上であり、そしてその特効薬はない。サイトのアクセス数と同じようなもので、社会的信用・評判・商品力などのブランドイメージが売上につながるのだ。こんな阿呆にそのことをわかれとは言わないが、逆に削減に取り組まなかったらどのくらいの損失が出ていたのか考えてからものを言えこの阿呆。というか、こういう削減の時はとにかく何でも縮小するんだよ。三歩進んで二歩下がるって歌があっただろ?あれと同じだ。三歩進むために二歩下がるんだ。下がるときに下がれない奴は早く死ぬだけなんだよ。下がる勇気もない奴にはなにも言われたくないし聞く耳も持てないのだが、どうか。



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posted by oyajiman at 2009年02月17日 22:30:00



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