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2008年09月07日

叩き損ねたバーレーン

[決めてくれ~~]
85分まで理想的とも言えるような試合展開を見せた日本だったが、残り5分で一番悪いときのバタバタも見せてくれたこの試合、バーレーンを生き返らせてしまったのが一番悔やまれる。66分あたりで一人退場者を出してしまったバーレーンはほぼ死亡状態だった。今回こそはと気合を入れて望んだ日本とのホームの試合で、手も足も出ず田中や松井にチンチンにされて退場者まで出し、「やはり日本は強い」と思わせるには十分すぎる内容だったのだ。

闘莉王のオウンゴールはやむを得ないところもあるが、ここまで混乱させた大きな理由は岡田監督の意味不明な選手交代にあるような気がしてならない。特に長谷部を下げて今野を入れた時点で何かが狂ったように思う。このあとの憲剛のゴールがなければ2-0のまま終わったのではないかとも思うが、3-0となり日本の中に安堵感が生まれ、そして選手交代によって微妙なずれが生じたのだろう。バーレーンの1点めなど、足にボールが届きそうで微妙に届かない。これが体力の落ちたであろう先発メンバーならいざ知らず、交代してフレッシュなはずの今野の近辺で起こっているのは見逃せない。先発メンバーも今野を過信し、気が抜けてしまったのではないだろうか。バーレーンの得点は決定的に何かがおかしいのではなく、ボールを取られたところから全てが微妙にずれ少しづつ足りなかった。

繰り返して言うが、85分までは日本がバーレーンに力の差を見せ付けていたのだ。憲剛の1点で勝てたのかもしれないし、もしあれが入っていなければ2-0のままの完勝で、バーレーンの国全体を意気消沈させることになっていたかもしれない。相手が退場者を出す前にもう1点取っていれば・・・など、全ては「たられば」の話でしかないのだが、バーレーンややカタールレベルの国に「日本には十分勝てる」などと思われること事態が大きな問題だ。

客観的に見たとき、日本のレベルは上位2カ国に入るだけの力はあることは改めて確認できたように思う。120%の力を出すのではなく、持てる力の80~90%を常時出していれば問題なく予選は突破するだろう。そういう意味で、最後混乱しながらもアウェイで勝ち点3が取れたことは良かった。最終予選の突破ボーダーラインを仮に勝ち点15とすれば、残りあと勝ち点12だ。



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posted by oyajiman at 2008年09月07日 22:30:00



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