先日、知り合いが俺の生まれ故郷である青森県八戸市に遊びに行ったそうだ。
海に近いところで育った俺は、山の人間には保守的なイメージを持っているが海沿いはいい意味でアバウト、悪く言えばいい加減というイメージを持っている。八戸は海沿いの街なので、どちらかといえば楽天的であったり破天荒な人が多い。
なんでこんな事を書くのかというと、知り合いが買ってきたお土産があまりにもすごかったからだ。そのお土産はこれである。
クッキーにちょっとブームになったイカ墨を使って仕上げた極上の一品、その名もずばり、
いかいかクッキー「いかすみ入」。
OTL ダメすぎじゃん。
さて、中身はどうかというと、これまたびっくりである。
まぁ、ここまでは許してやってもいい。問題は見た目ではなくこの後なのである。
この怪しげな食い物のにおいから、クッキーの匂いは一切しない。なんと表現したらいいのだろう。とにかくクッキーの匂いではないのだ。色はご覧のとおり黒く、匂いもおかしい。そしてその味は・・・
これだけを見て味を想像できる人がいたらすごい。イカ墨自体はそんなに味があるものでもないので、ただクッキーが黒くなっただけじゃないと思ったアナタ、残念でしたまた来週。多分この味の再現は非常に簡単である。
「クッキ」ーと「するめ」を一緒に食べてみればいい。わからない人はぜひ試して欲しい。するめとクッキーがこれほどまでに合わないとは知らなかった。原材料には「
イカ粉末」みたいな表記があったような気がする。マジにクッキーにイカの身を混ぜているらしい。なんでやねん。
いくらアバウトな人が多い八戸とはいえ、これは売っちゃダメだろ。確かに俺も変な飲み物とかあるとすぐ挑戦する。そんな八戸人であっても、商品開発の時点で誰もストップをかけなかったのが信じられない。納豆に砂糖をかける人はいるが、するめに砂糖をかけて食べる奴がいるのか?
話題(ネタ)づくりにはいいかもしれないので、ネタに困った人が八戸に行く機会があったら、ぜひ買って食べてみて欲しい。ちなみに製造は青森県弘前らしいが、なんで弘前なんだ?
全てが怪しすぎる。