先日の
高性能なマウスで覚醒なるかというエントリについたバンさんからコメントで、俺はハタと気がついた。俺ってこだわり多いよねって。多分こだわりという題材だけで、ずーっと書けるだろうな。
ということで新カテゴリ「おやじのこだわり」を作った。記念すべき?第一回エントリは「パソコンのディスプレイ」のこだわり。
俺は液晶、CRTどちらか選べといわれたら、迷わずCRTを選ぶ。当然占有面積の問題はあるので、狭い所では液晶にせざるを得ない場合もあるだろう。だが、発色、レスポンス、解像度、ダイナミックレンジ、全てにおいてCRTの方が優れている。液晶の優位点は消費電力と占有面積だけだ。今の液晶はかなり改善されたようだが、やはり色はつぶれやすく色相も今一つだ。また、少なくはなったが残像もある。
CRTと液晶の画面の品質比較は、銀塩写真とデジカメの比較に非常によく似ていると思う。いくら画素数が増えても、デジカメが銀塩写真のレベルにまで到達するのはなかなか難しいのである。今ではCRTの需要が一気に減ったせいか、CRTは高価なものになってしまったようだが、製造コスト的な見方をすれば、画質のコストパフォーマンスはCRTの方が高いのではなかろうか。
しかし、あのCRTの奥行きと重さは痛い。俺が今使っているのはMitsubishiのRD-21って21インチもある巨大なCRTなんだが、奥行きは60cmくらいあるし重さも50kgを優に越えている。これがどういう状況を生み出すかというと、机の上はほぼCRTで占有されキーボードを置くスペースさえなくなる。机に向かうとCRTと顔は嫌でも超接近し、油断すると火星のクリーチャーとチューしてしまうのだ。逆にDVDなどを見るときには、この大画面はなかなかよろしい。
これからはCRTなど手に入りにくくなってしまうのだろうが、今使っているCRTがぶっこわれるあたりには
有機ELディスプレイが主力になってるかも知れんね。