マシンの性能がそこそこなので、Linux上でWindowsシリーズを再現してみたい気分になった。特に再現したいのはWindows95で、仮想マシンでWindwos95を走らせてAlone In The Darkがやりたいのだ。
ということで早速取り掛かる。
まずはVMwarePlayerの入手。VMwareには
日本語のページもあるが、そっちから入るとDownloadがうまくいかない。
本家のページから入ったほうが無難。
Downloadsのページにいって
VMware PlayerをDownloadする。名前とメールアドレスとかを入力して使用承諾書に合意すればDownload選択画面にいくので、落としたい奴を選んでDownload開始。VineLinux4.1の場合はrpm形式でそのままインストールできる。
Linux系などはDiskイメージが準備されているのも多いのでこのディスクイメージをそのまま使えるが、Windowsはそうはいかない。Windowsをインストールするには、まずは空のディスクイメージを作ってやる必要がある。これはqemuというソフトで作成できる。qemuはVineLinuxのPlusに準備されているので、まずaptでqemuをインストールする。
$ su -
パスワード(P):
# apt-get install qemu
次にディスクイメージの作成。これは下記コマンドでOK。
qemu-img create -f vmdk win98.vmdk 8G
赤文字のところ[win98,8G]でディスクイメージ名とディスクサイズを指定してやる。
その後はVMwarePlayerの起動用の設定ファイル[****.vmx]を作る。これは
VMware Player tipsのようなサイトを参考にエディタなどで作ればOK。ポイントとなるのはguestOSの記述で、これはVMware側であらかじめ登録されているもののなかからしか選べないので注意。
あとはVMwarePlayerを起動させて、新規マシンにWindowsをインストールするのと全く同じ手順で進めれば、無事Windowsが立ち上がるようになる。だけどそのままだと画面解像度がVGAのままで使えたもんじゃない。これはVMware用のディスプレイドライバも入っているVMware-Toolsって奴をインストールすればOKなんだけど、そのツールだけではDownloadできない。調べるとフリーで落とせるVMwareServerの中に入っているらしいので、
Download VMware Serverにいってtar.gz版(インストールするわけじゃないのでこっちが便利)をDownloadし展開する。その中にlib/isoimages/windows.isoというファイルがあるのだが、これがそのVMware-Toolsインストール用のCDイメージファイル。これをVMwareディスクイメージがあるディレクトリにコピーし、起動時にCDドライブに組込み起動してインストールする。
組込むには****.vmxファイルを以下のように変更して起動すればいい。
ide1:0.present = "true"
# ide1:0.fileName = "auto detect"
# ide1:0.deviceType = "atapi-cdrom"
ide1:0.fileName = "windows.iso"
ide1:0.deviceType = "cdrom-image"
Windows95、Windwos98もインストール完了し、お目当てのAlone In The Dark3をインストールしてみたんだけど動かない。なんでじゃ。WMwareはもともとEMM386を全く必要としていない(というか、あっても無視される)ってのがVersion1の頃からの仕様なんだけど、俺が持っているAlone In The Dark3ってほぼ完全なDOSゲーム。EMSでの仮想メモリがないとダメっぽいんだよなぁ。
ということで、また悪戦苦闘が始まったのであった。