Linuxからアホ話まで、何でもありでござる

2007年05月13日

ブートできなくする奴

[こんな奴はパソコン使うな]
使ってはいけません
これは多分レアケースなんだろうけど、PCを剥奪してやりたくなったので書き留めておく。

先日朝一で「PCが起動しない」という連絡が入る。このPC、いまだにWindows98という素敵な奴だ。現場に行ってみると、画面にInvalid system diskの文字が出て確かに起動しない。この場合、考えられるのは大体次のパターンしかない。
1、HDのブート領域が、経年劣化などで物理的に壊れた。
 
2、HDのブート領域が、ブートに必要なファイルがなんらかの理由で消えたなどでソフト的に壊れた。
 
どちらか判別するために、このPCをFDで立ち上げてHDの検査を実施する。その検査ではHDにエラー箇所は見つからず、物理的に壊れていないようである。

となれば、ブートに必要なファイルが消えた可能性が大である。まずはfdiskでMBRの修復を試みたが回復しなかった。という事は、ブートローダで呼び出されるファイルが無いという事だ。起動したFDからsysコマンドでシステムファイルをHDに入れてやる。これでDOSプロンプトまでは起動するようになったが、Windows98はやはり立ち上がらない。DOSのシステムとWindows起動に必要なファイルがなくなっている可能性が大である。

Win9Xは、Win9XのDOSモードプロンプトから「win」とやればWindowsが起動するのを御存じだろうか。この起動方法でわかることは、Windows起動に必要なファイルがあるか否かだ。このPCで試してみたが、この方法でも思った通り立ち上がらなかった。つまり、予想通りDOSのシステムとWindows起動用のファイルがないのだ。

ここまでで、導き出された結論は次の通りである。

このPCを使っているアホウは、なんらかの理由でDOS関係の起動に必要なファイル並びにWindows起動用のファイルを消してしまった

ファイルを消してしまった理由はわからないが、一般的に考えると、ウイルスに引っかかったか、変なソフトなどを入れてしまいそのソフトを消そうとしてその他のものまで消してしまったか、もしくは単なるオペレーションミスであろうと予測される。

他のPCでこのHDを見てみると、ウイルスには感染していないようだ。よって、なんらかの不可抗力で起動しなくなったのではなく、ほぼ100%このアホウが変な使いかたをしたために起動しなくなったと断定してよいだろう。
なぜ俺がこんな馬鹿な奴のためにPCを直してやらなければならないのか、理解に苦しむ。自分で壊す技量があるのであれば、直す技量もあわせ持っていただきたい。社内であるからタダで済むと思ったら大間違いである。使いかたが悪くて壊す奴などには、実費請求したいくらいだ。会社所有のPCではなく、個人の所有にしてもらいたいと本気で思う。

どうしてもすぐに修理してやる気になれず、2日ほど放っておいた。そしたらなんと、この馬鹿野郎はあまり使用されていないPCをちゃっかり自分のところに持ってきているではないか。そこまでしてPCが使いたいのか?だったら自分で全てやってくれ。人を頼るなこのアホウ。自分で直せ。自分で直せないなら費用を払って直してもらえ。それもできないのであればパソコンなんて使うな。迷惑だ。


ブログランキング・にほんブログ村へ
posted by oyajiman at 2007年05月13日 08:13:00



コメント

コメントはありません

トラックバック

トラックバック
このエントリにトラックバックはありません
このトラックバックURLを使ってこの記事にトラックバックを送ることができます。 もしあなたのブログがトラックバック送信に対応していない場合にはこちらのフォームからトラックバックを送信することができます。.

コメントする