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2007年04月09日

PowerPointを使ったプレゼンテーションはやはり効果的なのではないか

[つれづれなるままに]
PowerPointを使ったプレゼンテーションは理解を妨げる - GIGAZINEなんて記事が目に止まりました。

なんでもオーストラリアのThe University of New South Walesという大学のSweller教授がいうには
現在多くの場所で行われているPowerPointなどを使ったプレゼンテーションを、ただ聞かされるだけというやり方は、脳の負荷を不必要に高めるだけで、脳が短期的に記憶できる領域をすぐに埋めてしまうことから、かえって理解を妨げているとのこと。

また、発表者がプレゼンテーションの資料に書かれている本文だけを丸読みするのは、よりいっそう聞く側の理解を妨げるおそれがあり…
なんだそうです。

ちょっとまってください。人間は理解できないと思考を止める生き物です。ですから、理解を妨げて考えさせないことは、プレゼンする側にはいいことだと言えるかも知れません。

なぜなら、プレゼンは理解させるよりも、どちらかといえば「相手を納得させること」の方が目的になっている場合が多いような気がするからです。十分に理解されて下手に突っ込まれるより、何事もなく進んでくれた方がプレゼンする側にとっては良いことなんじゃないでしょうか。

とすれば、理解を妨げてなんとなくプレゼンが終わってくれた方が、プレゼンとしては効果的なんじゃないかと…

それより、この意見は、詳しい資料自体を否定しているようにも聞こえます。資料には説明をあまり入れずに作った方がいいのでしょうかね。で、別途説明しろと…そんなの日本のビジネスじゃ使えんよね。もっとわかるように詳しく書けって言われるのがオチだもの。原文を自分では読めないので本当のところはわかりませんけどね。


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posted by oyajiman at 2007年04月09日 08:10:00



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