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2007年03月30日

悪意のある文章に仕立ててみた

[つれづれなるままに]
先日ちょっと出張する機会があったのだけれども、そのときの話を悪意のある文章仕立てで書いてみようかと思う。その出張は飛行機で行ったのだが、行きはJ社、帰りはA社であった。意図としては、A社を悪者に仕立ててみようという書き方だ。

なぜこんなことをするのかというと、新聞やTVなどの報道でも同じようなことがあるのではないかと思ったからだ。

その出張は、行きはJ社、帰りはA社の飛行機に乗った。荷物はいつも使っている鞄に入れていたのだが、その中に自分でもすっかり忘れていたレザーマンのツールナイフが入っていた。

このツールナイフは、俺が転勤になるとき部下から餞別としてもらった思い出の品だ。すっかり忘れていたが、あると便利なこともありそうなのでずっと鞄に入れていたのだ。そのツールナイフが鞄に入っているのがわかったのは、荷物検査の時だった。

現在飛行機の客席には刃物は一切持込禁止である。当然このツールナイフも検査に引っかかった。しかし、行きのJ社ではそのナイフを貨物に積み込んでもらい無事搭乗、そして到着先の空港でこのツールナイフを受け取ることが出来た。

しかし、帰りのA社は、あらかじめこのツールナイフを呈示したにもかかわらず、貨物扱いせずに廃棄処分にしたのである。鞄の中に入っているのを忘れてしまっている物ではあったが、これは部下からもらった品だ。それをこともあろうに廃棄処分にされるとは思ってもみなかった。なぜこのように航空会社によって差が出るのか、誠に不思議である。


悪意を持って事実を覆い隠して書くとこんな感じになる。実際の話は、行きは搭乗1時間前に到着していた。だから貨物扱いにする余裕があったと推測されるのだが、帰りはなんと搭乗10分前に空港に到着した。搭乗10分前では自動搭乗手続きも出来ず、カウンターの女性に搭乗手続きをしてもらい、搭乗口まで走って案内してもらったのだ。そして無事搭乗できたのである。

そのツールナイフは、A社としても貨物扱いにする時間的余裕がなかったのだろう。

部下からもらった物を廃棄処分にされるのは心苦しかったが、全てはこちらの非であるから致し方ない。

自分の都合のいい事実だけを繋ぎ合わせて悪者に仕立てるのは比較的簡単なことだ。やはり何事も疑って見る目が必要だと思う。

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posted by oyajiman at 2007年03月30日 08:30:00



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