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2006年07月23日

見栄えにこだわるのはほどほどに

[MSあれこれ]
Excelで縦書きはできますか?:ITpro

このなかで出ている「セルの結合」だが、どういうわけかちょっとExcelを使い込んだ人はセルの結合が大好きになるようだ。確かに表現力は多少上がる。

だが、セルの結合を多用した場合、その後の改修は死ぬ思いをすること請け合いである。
1、他シート、ブックからのデータコピーがしにくくなる。
セルの範囲を指定しての貼り付けで、文句垂れてコピーできなくなることが多い。結局一つ一つちまちまとコピーする羽目に。直接入力したほうが速いかも。
2、行、列の挿入・削除がめんどくさい
勝手に結合が解除されたりする。その後また直すんだよ、はぁぁぁ=3。上司から「ここにあれも入れておいて」なんて後で言われたら最悪。

このように、特に色々修正がはいりやすいものはこの技は多用しちゃいけない。フォーマットが確立されたものだけにすべきだ。

見栄えのいいものを作るメリットは、見栄えがいいと中身も正しいと誤判断されやすい目くらまし効果が期待できることと自己満足だけだ。

日本人はもっと簡単に表を作ったほうがいいと思う。要は内容がわかればいいんだから、必要以上に外見にこだわるのは時間の無駄というもの。結局どの数字を見たいと要求しているのか、作る側がきちんと把握していないとどうしようもない。それが明確であればかなり簡単な表で事足りるものだ。そうはいっても、格好がいい資料を求める上司がいるとなかなか難しい話だけれども。こんな外見の話より、MS Excelの計算誤差をどうにかして欲しいと思う今日この頃、皆さんは如何お過ごしですか?

2006年09月26日 追記
そういえば、昔に過度体裁愛好症について書いたことがあったな。

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posted by oyajiman at 2006年07月23日 10:43:00



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