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2005年11月29日

強度偽装参考人質疑

[うんちくん]
いま、衆議院で国土交通委員会が行われていますね。

こういった事態ですから、責任の所在を明確にする必要はあるでしょう。しかし、いつから衆議院は悪者探しをできる権限をもったのでしょうかね。国会議員間の問題であればまだしも、民間人を参考人などと言う建前でさらし者にし痛めつける、そんな権限をいつから国会はもつようになったのでしょうか。

業者の肩を持つわけではありませんが、施工・販売に関して違法性はないと思われます。設計に対し何らかの圧力をかけたとしたら、そのことに関しての責任は問われなければならないでしょうが、それ以外なんら責任を問われるものではないように思います。

論点がずれてしまいますが、ここまで建築物の値段が上がったのは、政治・自治体・ゼネコンなどがぐるみで値段吊り上げに走ったからに他ならないでしょう。40年ほど前の話ですが、俺の爺さんの家は300万ほどで建ちました。大工の親方が作ったからです。物価の違いはあったにせよ、材料費と手間賃だけであればこんなもんで済むのです。それが様々な基準を設け関係する者を法律で増やし一大ビジネスに仕立て上げたのは、誰でもない今くだらない尋問をしている政治家ではなかったのですか?金を吸い取っていく人間が多すぎるからコストが上がっているのですよ。

建築にかかわる材料なんて、はっきりいって信じられないくらい安いものです。鉄筋を減らしたくらいで大幅なコスト削減ができるとは考えにくいのですが、どうなのでしょうか。

それから、こういった事業で設計・施工・販売を分けて行うのは当り前の話で、与えられた職務をまっとうするのが使命です。設計屋と施工屋は完全なる主従の関係で、設計屋は施工屋に対して異常とも思えるほど権限をもっています。施工屋が設計屋に文句を言える状況などまずないのです。

大体ですね、認可しておいてなに言ってんだって思います。例え審査は民間指定業者が行ったとしても、認可は誰がしたんですか?そこ忘れてもらっちゃ困るよ。


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posted by oyajiman at 2005年11月29日 14:46:40



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