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2004年05月17日

VineLinux自宅サーバへのMovableType3.0インストール

[MovableType]
unmovabletype.orgさんのところが大変参考になりました。ここでは、実体験を元に、VineLinuxを用いた自宅サーバへMovableType3.0を導入する方法について書き連ねてみます。自宅サーバを設けたいと思っている方の参考になればこれ幸い。

まず、サーバを作成します。これは単純にVineLinuxをインストールするだけです。

1,[参考]インストール用CDの作成

a,VineLinux HomePageに行きます。

b,FTPサイトにいって、適当なサーバのVine-2.6/CDIMAGEからVine26r4-i386.iso を取ってきます。面倒な方はこちら

c,CDライティングソフトでCDに書き込みます。VineLinuxを使っている人は、cdrecord dev=0,0,0 -v /CDイメージ保存先/Vine26r4-i386.iso とやります。cdrecordがインストールされていない人は、次のようにしましょう。
・エディタで/etc/apt/source.listを開きます。
・下記のような記述がありますので、(ring mirror)以下2行のコメント(#)を削除し、保存します。
##
## Vine Linux 2.6 FTP
##
# (ring mirror)
#rpm http://www.ring.gr.jp/pub/linux/Vine/apt 2.6/$(ARCH) main plus plus-noarch
#rpm-src http://www.ring.gr.jp/pub/linux/Vine/apt 2.6/$(ARCH) main plus

・rootになって、apt-get update;apt-get install cdrecordを実行します。


2,VineLinuxのインストールは…省略(手抜きじゃ)。ここなど参考にしてくださいね。

a,インストールタイプは、「サーバ」もしくは「すべて」でいいでしょう。早く終わらせたいのであれば「サーバ」がBest。


3,サーバの設定

a,まず、必要の無いサービスを止めましょう。(セキュリティ上重要です)。これはrootでログインした後、setupで設定すればいいでしょう。
setup1.jpg

b,VineLinuxのapacheでMovableTypeのCGIが動くよう、apacheの設定ファイルを修正します。これは色々やり方があるでしょうが、私の場合は下記のようにしました。(もしセキュリティに問題ありであれば、お教えください。)

・エディタで /etc/httpd/conf/httpd.confを開き、下記を修正します。
# To use CGI scripts:
#
#AddHandler cgi-script .cgi <- ここのコメントをはずす

ScriptAlias /cgi-bin/ /home/httpd/cgi-bin/

#
# "/home/httpd/cgi-bin" should be changed to whatever your ScriptAliased
# CGI directory exists, if you have that configured.
#

AllowOverride None
Options ExecCGI
Order allow,deny
Allow from all


・ここの下に、以下のとおりに追加します。

ScriptAlias /cgi-bin/ /home/httpd/[MvableTypeを置く場所]/

AllowOverride None
Options ExecCGI
Order allow,deny
Allow from all



※[MvableTypeを置く場所]は、例えば/home/http/html/blog にMobableTypeをインストールする場合は [blog](上記の場合は/home/httpd/html/blog/)となります。

c,/etc/rc.d/init.d/httpd restart  として、apacheを再起動します。

d,細かなセキュリティの設定は省略。

e,自宅サーバにする場合、ここ等も見ておいてください。


4,MovableType3.0の導入 これはこちらに詳しく書かれております。

a,MovableType3.0をDownloadします。

b,Downloadしたファイルを、/home/httpd/html/にコピーし、解凍、その後、ディレクトリ名を [MvableTypeを置く場所]に変更します。
cp /ダウンロードした場所/MT-3.0D.tar.gz  /home/httpd/html/
tar xzvf MT-3.0D.tar.gz
mv MT-3.0D-full-personal-en_us [MvableTypeを置く場所]

d,mt.cfgを、上記ページを参考に修正します。

e,修正したら…あとは同じですね。

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posted by oyajiman at 2004年05月17日 21:49:32



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