ちまたではMS社の最大の脅威はGoogleであるという見解が固まりつつあるが、MS社では
マイクロソフトが直面する10年越しの「悪夢のシナリオ」 - CNET Japanといった警告が発せられていたようだ。
MS社は押しも押されぬNo.1企業である。当然このような将来像を予測した人間がいたとしてもおかしくはないし、そのような予測があったからこそここまで大きくなったのも事実だろう。だが、ここまではっきりとしたターゲットが現れるとまでは予測していなかったのだろう。
Windows95の頃はインターネットなんて全く考慮されていなかった。それがあれよあれよと言う間に勢力を広げたのだ。MS社はインターネット関連については後手後手を踏んでいると見るのが正解だろう。
ただ、両社が衝突するといっても、MS社は所詮ソフトだけの会社であり、かたやGoogleは世界のデータベース的な会社である。両社を並べて喧嘩させたい気持ちもわかるが、俺には野球とサッカーどちらが強いかみたいな論議に聞こえてしまう。
今のMS社の強みは、単にプラットホームのシェアを抱えているだけである。今から慌ててMS社がデータベースを構築していっても、追いつくとは到底思えない。どちらが最終的に優位に立つのか、既に勝負は見えているような気がするのは俺だけだろうか。