ご承知の通り、香川は負傷で離脱。山口も状態が怪しく、今野も本調子とはいい難い。前回登用した剛徳もいない。さあ困ったとい言う感じの我らが代表。明日の中盤を構成するメンバーは誰になるのだろう。攻撃陣は素晴らしいのだが、如何せん中盤が構成できないように見える。
個別にみていこう。今野は本調子でないとしても、外しにくいかもしれん。なんたってUAE戦の大車輪の活躍は強烈すぎた。今野をカバーしつつ生かすには、今野、倉田、井手口のガンバトリオという手もアリだろうが、大一番を預ける勇気は持てないかも。山口も回復はしているようだが、少々不安ありだ。というか、山口は長谷部のサポートをしてきた選手で、長谷部のような展開力はない。
となると、一気に現実味を帯びてきたのが本田の起用である。俺はかなり昔に「
ヤットの代わりは本田しかいない」と書いたことがある。先日のシリア戦ではなかなかの出来だったようだ。これは期待せずにはいられない。
中盤の構成は悩ましいところであるが、イラク戦は勝ち点が取れればそれでいいと思う。負けなければOKだ。なので、戦い方としては前線の3人に攻めを任せ、あとは守っていればいい。他の国から見て、原口、大迫、久保、乾、岡崎というレベルの攻め手を持つ日本はうらやましいに違いない。イランがダエイ、アジジ、マハダビキアを擁していたときよりすごいと思うのは俺だけだろうか。イラクから勝ち点をあげ、中盤の選手のコンディションを整えてオーストラリアとサウジアラビアと戦えば、おのずとロシアへの道は開かれるだろう。この予選が始まる前、
6勝3分1敗の勝ち点21と予想したが、残り3試合を1勝2分でいけば予想通りだな。