最近、年をとったせいか、車に乗ってもあまりスピードを出さなくなった。車の流れにしっかりと乗り、ストレス無く走ることが多くなっている。車が少ない時でも免停にならないくらいのスピードでしか走らない。
というか、真面目な話、そろそろ反射神経が鈍ってきていて、スピードを出して走ることが難しくなってきているのだ。集中力もそうで、ハイスピードで長く走るための集中力が続かない。事故った時のリスクも頭をよぎるし、より臆病になったのも事実だが、なにより身体能力が落ちてきているので、それに合わせてハイな状態を保つ精神力も落ちているのだろう。
そんな状態で走っていると、今の道路交通法が如何によく考えられているのかわかってくる。あの基準を守っていれば、たいていのことは年をとっても判断できるだろうし、リスクも少ない。若いころは「制限速度遅すぎ!」と思っていたが、車に乗っているのは若くて反応の早い人ばかりではない。年をとってやっとそういうことを実感できるようになったのは良かったことなのかもしれない。