先日「すぽると！」を見ていたら、国分太一が12月いっぱいで「すぽると！」を卒業するとか言っていた。卒業ってなんだよ、降板だろ。卒業というのは「学校の全課程を学び終える」という意味と、「ある段階や時期を通り過ぎる」という意味の言葉だ。つまり、そのレベルはクリアしたという意味で使う言葉。「ＴＯＫＩＯ国分　「すぽると！」卒業ではなくクビ」とか、『すぽると！』降板のTOKIO・国分太一、リスペクトゼロの“怠慢”取材で現場の評判は最悪だった- 日刊サイゾーなどの記事を見る限り、とても卒業とは言い難い。日本語は正しく使った方がいい。

記事の真偽はさておき、ある番組の料理コーナーでの事だ。その番組では中華の調理人が家庭で出来る料理メニューを紹介していたのだが、その時彼は「そこでごま油ですね？」という台詞を何度も口にした。中華＝ごま油という発想も貧弱すぎて笑えないが、プロに対して素人の浅い認識を押し付ける言動には苦笑いせざるを得なかった。その調理人も余りにしつこいと感じたのか、「一流の中華の調理人はなんにでもごま油を使うわけではないんですよ。」みたいな言葉を発していた。彼のプロに対するリスペクト不足が如実に現れていたような気がする。だから相手のことを知ろうとしないのではなかろうか、と思った次第。

古くは「ガチンコファイトクラブ」の頃からも「国分って浅いよなぁ」という感じがしていたが、年歳を重ねても浅いままだったということだろうか。ま、どうでもいいけど。