電子書籍に移行することで失われる読書体験の中身が少し判明 - GIGAZINE
個人的に電子書籍は大歓迎なのだが、どうやら電子書籍では「時間軸」が曖昧になるようだ。
タイトルにも書いたが、これは「本の厚さ」に由来するものだろうことは容易に想像がつく。本を読んでいて「進んだなぁ」と思うのが左右に分けられた本の厚さだからだ。右開きであれば読み進むほど左側のほうが厚くなる。その物理的な感覚と時間軸は微妙にマッチするはずだ。
紙ベースと電子書籍では、もう少し違いが見られるのかと思っていたが、予想より遥かに違いは少なかった。
逆に考えれば、電子書籍も読み進んだ状態が感触で判るようにすれば、紙ベースの本となんら変わりなくなるということかもしれん。タブレットの左右の重さが微妙に変わるとか、ページを捲るたびにバイブで何らかの効果を出すとかすれば面白いかもね。
こういう話題が出てくるということは、電子書籍へのパラダイムシフトが起こるのももうすぐかもしれんね。