Linuxからアホ話まで、何でもありでござる
2014年08月12日
これで感動とかバカすぎだろ
[だめだこりゃ]
最近知ったのだが、こんな動画が話題になっているらしい。
鳥の嘴は柔いものばかり食べていると嘴が変に伸びることはあるようだが、適切なモノを食べていれば伸びすぎるということはない。また、爪も適切に使っていれば自然と尖った形になるもので、伸びすぎたり鋭さが無くなったりするのは自然界においてはありえない。こんなバカな話を信じる奴がいるとは驚きだ。
話の真偽をさておいても、仮にさらに生き延びる手段が嘴を壊し爪をもぎ取ることであったとした場合、これを選択することに感動する意味がわからない。より生きたいのであれば当然の選択でしかない事に対し、感動する要素はどこにあるのか。生き残るためには足を切り落とすしかないというような状況になった時、もし切り落とした後に足が生えてくるとわかっていたら切らない奴なんているのか?感動するポイントなどどこにもないではないか。
この話は事実でないばかりでなく、たまたま怪我をして嘴を欠いたり爪をなくしたりした鳥を良いように解釈しているに過ぎず、さらにはそれを感動のネタとして持ち上げているだけだ。これを「勇気ある選択」だとか「成長」だとかに置き換えること自体がおかしい。生きることに必死であることには敬意をはらうべきかもしれんが、それは決して鷹が望んだものではないだろう。お気楽極楽な奴が多すぎて笑えない。
posted by oyajiman at 2014年08月12日 22:25:59
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