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2014年04月19日

ガソリンが揮発するから燃費が落ちる?

[Bike!Bike!Bike!]
先日「市街地のちょい乗りではガソリンが揮発するので燃費が落ちる」という理論に遭遇しぶったまげた。俺は冬の間はガソリンタンクにガソリンを満タンにしてバイクを保管しておくのだが、数ヶ月放置していてもその後の燃費に差が出ることは殆ど無い。そもそも、そんなに揮発性が高かったら、車のそばで火をつけたら引火するかもしれん。こわいこわい。

俺の友人が若いころ、暗がりでガソリンの容量を見ようとして給油口付近にライターを近づけたことがあるという。冷静に考えればまぁよくそんなことするなぁという話だが、その時は深く考えていなかったらしい。下手すりゃドーンじゃないかと思いがちだけれど、実際はポッと給油口付近に火がついただけだった。タンクの中は揮発したガソリンで充満しており、燃焼に必要な酸素がなかったためだと思われる。だからガスコンロのようにポッと火がついたのだ。

燃費の話をすれば、俺のCBRは大体23Km/lくらい走る。うまく走ると満タンで400Kmくらい行ける。峠に言ってもそんなにぶん回すわけじゃないのでさほど燃費は落ちない。燃費が一番落ちるのはやはり市街地で、信号に引っかかりまくると20Km/Lを切ることもある。だが、どんな事があっても満タンで300KmはOKだ。市街地で燃費が落ちる理由は、簡単にいえば平均時速が落ちるから。低速ギアでの発進や信号停止などでエンジン回転数の割には距離が稼げない。アイドリンクでの消費も多少影響はあるだろうが、アイドリング状態では思ったよりもガソリンは減らない。キャブからインジェクションに変わって、燃費はアクセル開度にかなり比例するようになったように感じる。キャブの場合はガッツリ開けても意外に燃費は悪くならなかったが、インジェクションは開けたら開けた分だけキッチリとガソリンが減る感じ。

あと、当然だけれど、チェーンのフリクションロスやタイヤの空気圧でも燃費は結構変わる。また、タイヤが減るとグリップ力が落ちてエンジンパワーを路面に伝える段階でロスが発生するからだろうか、燃費も落ちることが多い。

しかし、ガソリンの揮発で燃費が落ちるという楽しい発想は今までなかったなぁ。面白すぎる。


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posted by oyajiman at 2014年04月19日 23:25:38



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