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2014年02月24日

「友人が部下に怒られちゃったでござる」の巻

[つれづれなるままに]
友人の話。友人は先日違う部署のとある部下に怒られちゃったらしい。

とあるイベントの開催がペンディングになっていて、友人はこの部下からその件を聞かれた時に、違う部署ではあったがその部下に「基本中止だが、最終決定はそれが行われるかどうか決定するまで待っていて欲しい」と伝えていた。だが、部下は「顧客には確実にやらないと決定していなければ伝えられない」と言っていたのだという。

この話はそのまましばらく塩漬けになっていたが、先日久々に表に出てきた。部下が部長に「あの件はまだ決まっていないのでどうすればいいですか?」と聞いたら、部長から「あの件はとりあえず中止ということで進めておけと言ったはずだ!」と逆に怒られたらしい。

収まらないのはこの部下で、友人に「どうなっているんですか!」と詰め寄ってきた。友人にしてみると、「中止を前提で」というのは周知の事実だと思っていたのだが、この部下には伝わっていなかったのだという。ここまでは別になんともなかったのだが、友人はその部下の文句を言ってきた態度が少々気になったので、とりあえずその部下に話を聞きに行った。で、周りに数人社員がいた中で、その部下が少々気分が悪くなるような話し方をしてみたところ、その部下はかなり横柄な態度で「俺は中止だと伝えろという指示を誰からも受けていない。指示を受けていないからやっていないだけで俺に非はない。」というような反論をしてきた。友人は周りにその部下の直属の上司もいたので「そうか、そうだな。」とだけ返したらしい。

俺は友人に「話の内容は部下が正しくとも、上司にモノを言うべき態度でなかったらそれは注意すべきだろ」と言ったのだが、友人は「それはどうでもいいんだよね。気分悪かったんだろうし。」と話しはじめた。

「実はさ、俺もそいつに聞かれた時に、『その件は中止で進めておいて欲しいけど、とりあえず君の上司に確認しておいてくれる?逃げるようで悪いんだけど、そっちの部署のことを最終的に決めるのは君たちの部長だからね。』と伝えていたんだよね。はっきり言うと、そこにいたそいつの上司がそいつに伝えていなかったか聞いていなかっただけ。ついでに言うと、そいつのすぐ近くの島にいる課長には、そいつの部長から直接「あの日のイベントは中止の方向で」って伝えているんだよね。まぁ、アイツはその自分の上司や近くの課長がいる前で『俺は聞いていない!』と豪語したんだよ。俺も嫌味ったらしくそいつの上司に『彼は聞いていないといっているが、どうなんだ?』と問い詰てみようかと思ったが、そんな悪者探しをしても意味が無い。とりあえず立場的に上の俺が『悪うござんした』と言っておけばそいつは多少溜飲が下がるだろうし、直属の上司もその場は少しホッとする。なにより、そいつが騒いでいるのは直属の上司がおかしく、一番おかしいのは上司と連絡もまともに取れないそいつ自身だ、というのに気がつく人がいればそれでいいだろ。」

「俺が一番そいつに言いたいのは、もう少し相手の身になって考えろってことなんだよね。確かに手順としてアイツは間違っていないのかもしれない。だけど自分の受け持っている仕事の問題点を自分の上司に伝えもせず、違う部署の人間やもう一段上の上司から指示がなかったからこうなったと言う事自体がおかしいのに気がついて欲しい。自分に火の粉が降りかからないように逃げてばかりとか、相手に泥をなすりつけてばかりいると、結局は自分が損をするんだってことがあの歳でわからないのが寂しいんだよな。まー、実際はガーッと言われると俺もうまく反論できなくて詰まっちゃうんだけどさ。」

と友人は笑いながら話していた。俺が部下から怒られたら、内容如何に問わず少し切れちゃうけどな・・・と思った。

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posted by oyajiman at 2014年02月24日 23:44:33



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