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2014年01月30日

Trackbackはなぜ廃れたのか

[つれづれなるままに]
ブログがブームになったころ、ブログは「手軽に作れる」こと以外に、Trackbackという今までにない機能を持っていて・・・みたいなのがウリのひとつであった。当然Trackbackも結構盛んに行われていたのだが、最近Trackbackがついたサイトを見ることが殆どなくなった。コメント機能はいまだに使われているところが多いが、Trackbackはほぼ機能だけ残っているがほとんど使われていないように見える。実際このサイトにもTrackbackがつくことは殆どなくなった。このサイトについた最新のTrackbackは2年近く前のものだ。

なぜここまで使われなくなったのか。

考えられる理由は3つある。1つめはスパムTBが多いということ。2つめは見ず知らずのサイトと意図しないコネクションを張られてもそんなに嬉しくないばかりでなくチョット不気味だったりすることがあること。この2つは「トラックバック 廃れた」で検索すると同じような意見を目にすることができる。だから多分それなりの理由になっているのではなかろうか。

しかし、俺が一番に上げる理由は違う。それはTwitterやはてブの台頭だ。TBはあくまで一対一のコネクションでしか無い。それを辿っていけば面白いこともあったかもしれないが、それほど連鎖しているものでもない。それに比べ、Twitterでリンクをツイートすれば瞬く間に広がるし、関連した情報も出てくることが多い。TBはブログ同士を繋げる機能でしかないが、Twitterはそのタイムラインを構成する一部にブログのエントリが使われる。機動性、広がりから言ってもブログが太刀打ちできるものではないのはすぐわかる。実際このサイトでも、スパムを含めたTBが減少し始めたのはTwitterが流行り始めた2009年ころからであり、見事に一致する。

はてブなどのソーシャルブックマークはブログをサイト単位からエントリ単位のパーツに分解することに大きな威力を発揮した。そのパーツははてブやTwitterで再構築され、再利用される。その段階でほぼTBの機能は必要なくなったのである、と、俺は見ているのだが、どうか。

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posted by oyajiman at 2014年01月30日 23:55:00



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