PS4が2014年2月22日に発売になるらしい。まぁ、これはこれで「ふーん」なところなのだが、よくよく見てみたらPS4のCPUは
AMD のJaguar 8Coreになるとのこと。このCPUは当然PCにも採用されるだろうから、ゲーム機としてのハードと見た場合、PCもPS4もかなり似たような構成になると思われる。現在のゲームは採算性の問題などからクロスプラットフォームでの開発が一般的になっていて、コンシューマ版とPC版が一緒に発売されるタイトルが多くなってきている。コンシューマ版とPC版ではPC版のほうが尖った作品が多かったように思うが、これはコンシューマ向けには多数のユーザが対象なため、尖った味付けは受け入れられにくいのだろう。
PS4のサイトを見ていたら、あの
Theifが発売になるようである。
PC版、PS版ともに2014年発売予定らしい。このTheif、ゲーム界に非常に大きな影響を与えたタイトルであるのは言うまでもない。出来は素晴らしく、今でももう一度やりたいと思わせてくれる。暗闇に隠れ足音を忍ばせて侵入するスリルは、思い出すだけで心拍数が上がるほどだ。あの緊張感を新しいタイトルは再現できるのだろうか。
基本的にゲームコントローラーではFPSをプレイするのは難しい。マウスでの操作と比べ振り向く速度が遅すぎるため、面白みが半減してしまうのである。PCでのFPSプレイヤーにとってはワイヤレスマウスのワンテンポの反応遅れも気になるほどで、ゲームコントローラーではとてもじゃないがプレイ出来たもんじゃない。だが、クロスプラットフォームでの開発の場合は販売本数が多くなるコンシューマ向けの味付けになることが多い。
Fallout3などがコンシューマのコントローラ向けの操作をうまく味付けした例で、FPSで絶対的に必要な要素であるaimのスピードを不要にしつつ面白さは阻害しないようにできている。だが、FPS本来のもつ緊張感やテクニックはどうしても阻害されてしまう。Theifの場合はaim自体にスピードを要求される場面は比較的少ないので、コンシューマでも面白さは十分に表現できるとは思う。
最近はとんとGameからご無沙汰だが、Gameも面白いタイトルが出つつあるような感じ。これもきっと新しいアーキテクチャのCPU・GPUが出てきたからなんだろう。そろそろGameも復活かな?