昨日タイヤを入れ替えたので早速走りに出かけた。場所はもちろんパノラマライン。
タイヤは超新品の上に、タイヤの上になんだか色々書いてあってなんとなくカッコいい。当然走っているうちに消えちゃうけれどね。
フロント
リア
パノラマラインに行くまでにタイヤの中央はほぼ皮が向けて最初と大分違う感じになった。軽い感じは残っているものの食いつき感が結構あって、ハンドルだけを急に動かすと粘っこく感じるほどだ。PilotPowerは途中から柔らかい感じがしてきたが、S20はそういう変化はあまり無い。
パノラマラインを往復すると通常使う部分はほぼ皮がむけた感じ。
フロント
リア
このタイヤ、予想以上にグリップがいい。というか、今までつけた中では一番グリップしている感じ。まぁ俺の場合は性能を使いきることは出来ないので、あくまで「グリップ感」でしかないけれどね。どのくらい食いつくかというと、俺の普通のスピードレンジだとリーンウィズで曲がれちゃうって感じ。当然リーンウィズだとバンク角は多めにとることになるのだけれど、少し余計に倒しても恐怖感が無いどころか深くバンクさせたほうがグリップする感さえある。ハイグリップタイヤってこんな感じなのかなぁとか思いながら走った。
乗っているとケースが硬い感じで結構ゴツゴツ感がある。タイヤのプロファイルのせいなのか、クリッピングでアクセルオンにしてもマシンがそんなに起きてこない。フロントのダンパを伸び縮み側ともに1/8ほどソフトに振ってみたが、その傾向はあまり変わらなかった。リアも調整しなきゃだめかな?とか思ったが、あまりに楽しく走れるのでとにかく走った。
タイヤによって結構違うなぁと思うのがレイングルーブを走った時の特性。どのタイヤも初期ではそんなに影響を受けないのだが、その中でもS20は比較的影響を大きく受けるタイヤのような気がする。BT-015もPillotPowerも最初はあまり影響なしだったが、タイヤが摩耗してからはそれなりに影響を受けた。逆に一番影響が出なかったのがRoadAttackで、これはタイヤがかなり摩耗してからも影響は少なかったなぁ。
耐久性については当然まだわからない。しかし、サイドは思ったよりも柔らかなコンパウンドのようで、そんなに負荷をかけたつもりではなかったのにアブレーションが少し出ていた。グリップが良いのはこのせいだったのだろう。軽い負荷でのアブレーションの出方は今までのタイヤの中で一番なので、耐久性は今ひとつの可能性も高いかなってところだ。
本日の走行距離 360Km