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2013年02月25日

信じていてもほぼ伝わらない

[だめだこりゃ]
最近、出社前に朝の連続テレビ小説をながら見している。主題歌が流れると、あー、会社行く時間かよ(ToT)ってなるんだが、その主題歌の歌詞がどうにも腑に落ちない。

その歌は「信じているからきっと伝わる」で始まる。もうこの時点で「もうダメポ」である。これは物理的に考えて「無理」ということが明らかだからだ。俺の大好きな深キョンに「俺の前でドロンジョの格好してくれ(はあと)」と念じても伝わるわけがないじゃないか。伝わったらおかしいだろ。

「信じているからきっと伝わる」は根本的に間違いなのだが、なぜ間違ってしまうのか、そのプロセスや条件を簡単に解説しよう。

まず伝わったと思える相手は近くに存在しいといけない。深キョンに俺の熱い思いが伝わらない最大の理由は、この必要条件が満たされていないからである。次に、ある程度相手のことを知っていることが必要だ。ある程度相手のことを知っていると、ちょっとした動作の違いに気がつくことがある。近くにいても全然知らない人が何を思っているのかなんて判るはずもないのである。最後には、伝わったと思う相手も自分のことを気にかけていることが必要となる。この3つの条件が最低限必要だ。

「信じているからきっと伝わる」というのは、信じることによって仕草や言動に何らかの変化が生じ、その変化を相手が汲み取ったことを勘違い、もしくは自分の都合のよいように解釈しているにすぎないのだ。もっと状況を冷静に分析し正確に表現してほしいなーと、毎朝思ってしまうのである。

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posted by oyajiman at 2013年02月25日 23:00:00



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