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2012年11月28日

自分の事を名前や苗字で言うヤツ

[つれづれなるままに]
友人の会社に、自分のことを苗字で表現する奴がいるらしい。なんだかやたら気に障るとか言っていた。なんで自分のことを名前や名字で呼ぶのか意味がわからん、と。

言われてみれば自分のことを名前や名字で言う奴は結構いる。しかし、それはある特定の場面とかで使われる場合が多い。普通は「私」とか「僕」とか「俺」とかで表現するのがほとんどだ。だが、中にはいつでも名前や名字で言う奴がいる。

俺自身は全くそういうことがないので、自分を名前で呼ぶ思考パターンがよくわからない。よくわからないが気になったので周囲を観察してみた。すると、どうやら自分を苗字や名前で呼ぶときには周囲に自分をアピールしたい場合、具体的に言うと「これ、誰やるんだろ・・・」「(私)名なしの権兵衛がやります!」みたいな、周囲が聞いていることを意識しており、かつ「オレオレ、オレだよ!」ということを表現したい場合が多い。まぁこれは会話というか表現のテクニックの一つであり、使い方によっては非常に効果的だ。

では、年がら年中自分の事を名前や名字で呼んでいる奴はどうなのか?

これもどうやら二種類タイプがあるようだ。ひとつは完全に口癖みたいになっている奴。もうひとつは自意識過剰なオレオレちゃんだ。

そもそも日本人は会話の時にあまり一人称代名詞を用いない。二人の会話では二人称も用いられない場合もあるくらいで、三人称で区別のために初めて固有名詞や三人称代名詞とかが出てくるくらいだ。口癖になっている奴はその省略されやすい一人称代名詞の代わりに固有名詞を用いているわけだ。そもそもの話からすれば、通常省略されやすい一人称代名詞の代わりに自分の名前や名字を使うこと自体が自意識過剰気味なのだが、会話の思考回路に組み込まれてしまっている場合は意外に違和感はない。

違和感があるのは、通常は一人称代名詞などを省略するのに、学校とか仕事とか人が周囲にいる場合にやたら自分の名前や名字を使う奴だ。これはもう選挙の名前連呼と同じで、とにかく自分を認識してもらいたいという事に尽きる。そんなお仕着せがうざく感じ癪に障るのではないか。

そういう人は得てして声もデカく全てが芝居がかってわざとらしく大げさである。これを俺は勝手に一人アクター(アクトレス)と呼んで面白がっているが、気に障る人もいるんだろうなーと、友人の話を聞いて思った次第。


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posted by oyajiman at 2012年11月28日 01:00:00



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