Linuxからアホ話まで、何でもありでござる

2004年11月20日

Linuxを使う理由(その3)

[おいらのパソコンに関わる話]
Linuxを使う理由(その1)
Linuxを使う理由(その2)

そうこうしているうちに会社がインターネットに接続することになった。その頃はまだADSLは一般的でなくISDNのテレホーダイが主流であった。まだダイアルアップルーターもそんなに普及していなかった頃である。そのネットワークには50クライアント程度が接続していたのだが、あまり経費をかけるのはバカらしかったし速度的な問題もあったので、Linuxをルーターとして使うことにした。

Linuxルータを作るにはまずはPCの確保が必要であったが、これは中古屋から6000円で買ってきた。それにHDを追加してハードは出来上がりだ。それにVineLinuxをインストールして、見せかけ上速く見せる為にsquidを走らせプロキシサーバとして動作させるようにした。また、ひそかにダイナミックDNSのサービスをつかってWEBサーバにしたりしているわけだ。

その後ADSLに取って代わったわけだが、ちょっと前までNTTはADSLモデムしかなかったので、このルーターはそのまま活用している。会社で実験が出来たので、自宅でこのサーバを立ち上げるのはそんなに苦労しなかったのだな。

しかし、Linuxは本当に落ちない。電源入れっぱなしで何ヶ月稼動させているのだろう。会社のルータも、このサーバもそうだ。落ちちゃ困るんだよなこういう奴は。このごろはハードが先に逝くのじゃないかとヒヤヒヤしてる。まぁ、枯れたハードでそんなに発熱もないから、HDが死ぬまでは何事もなく動くだろう。余談だが、会社で使っているデータベース用のWindowsNTサーバは、UPSを使って一日一回必ず再起動するように設定されている。そうしないと不安定になるのだそうだ。業者が言っているのだからそれなりに経験に基づいた話だろう。サーバがこれでいいのか?使えればいいというものではないと思う。

WEBサービスやメールサービスなどはWindowsではコストもかかるしセキュリティ上の問題も多々あるため、そちらを使う気には全くなれない。このサーバのログを見ても、不正アクセスは後を絶たない。それもWindowsのセキュリティホールを狙ったアタックばかりである。Windowsをつかって自ら危険な状態を作り出す気には到底なれないのである。サーバを立ち上げてみて、そのことはますます強く思うようになった。

Windowsを全否定するつもりはない。しかし、それぞれに得意分野ってものがある。そのいいところを組み合わせて使うのが賢い使いかただと思う。


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posted by oyajiman at 2004年11月20日 18:51:56



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