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2011年11月29日

橋下氏当選に思う

[つれづれなるままに]
大阪市帳に橋下氏が当選した。なんだか対立候補と五分五分みたいな報道が多かったが、フタを開けて見れば橋下氏の圧勝だったようだ。

傍目で見ている限り、この選挙は対立軸が公務員や日教組でとてもわかりやすかった。当選後、すぐに「市職員や教員はこの結果を重く受け止めなければならない」みたいなとんでもない釘を打つあたりをみても、既得権者的な人達の反発がものすごかったことが容易に想像できて笑える。しかし、既得権者的な人たちがどんなに反発しても、その反発は一般的な人達から見ればおかしなものだったというのが証明されたわけだ。

このような「変なの」感は、国会議員や官僚に対してみんなが感じていることなのではなかろうか。ただ、国政に携わる政治家に橋下氏のような人がいないだけのように思える。自民党をぶっ壊すといって首相になった小泉と姿がダブるところもあるが、今槍玉にあげたら盛り上がるのは政治家ではなくて官僚を始めとした公務員なんだろう。そういう投票者の根底にある意識をうまく突いたってところかもしれん。

報道等で見る限り橋下氏の言うことは至極真っ当に聞こえる。そして、反発するのは槍玉に上げられた人と既得権がなくなりそうな人ばかりに見える。結局とりあえず建前を言い続けた人が支持されたのだ。これは心ある政治家には朗報だったのかもしれん。

いずれにせよ、これからどんな動きを見せてくれるのか楽しみだ。その流れによっては、今までの体制が大きく変わる可能性がある。この国を硬直化させている人達には辛い未来が待ち受けているのかもしれん。というか、そうならないとお先真っ暗だよな。

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posted by oyajiman at 2011年11月29日 23:00:00



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