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2011年08月15日

ツーリングでの装備

[Bike!Bike!Bike!]
お盆という事もあってか、ツーリングしている人を比較的多く見かける。最近はとても暑いので、マシンに乗っている人の装備もかなり軽装だ。中にはサンダルもどきに単パン、Tシャツ、ついでにノーグローブという人も・・・

個人の勝手だと言われればそれまでだけれど、俺はあんな軽装では怖くてマシンに乗れない。コケることを想定してマシンに乗りたくはないし、実際そうそうコケるものでもない。だけど、実際にコケたときアスファルトは巨大おろし金と化す。経験者が語るのだから間違いない。

俺は革ツナギのおかげで何度も助かっている。バイクが足の上に乗ったまま滑っていった時は、膝に入っているプラスチックのカップとブーツのソールが俺の左足を守ってくれた。時速100Km/h近くでぶっ飛んだ時はアスファルトの上を数10m近く滑った。上に着ていたジャケットはズタボロになったが、体はツナギが守ってくれた。最近のRVFでの転倒でも体はちょっとした打撲程度ですんだ。写真はそのとき革ツナギの上に着ていた年代物のHondaのジャケットだ。ちょっとアスファルトにこすっただけでこんなに破けてしまう。だから、本当ならツナギだけでなくプロテクターも欲しいくらいなのだ。

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そういうイザと言うときだけでなく、きちんとした装備は長距離のライディングの疲労を軽減してくれる。長距離のライディングで一番疲れる原因は「風」だ。風にバタめく装備は風の抵抗も大きく、直接皮膚を風に当てることになる。直接皮膚を風に当て続けていると脱水症状になりやすい。結果、疲労は相当なものになるのだ。俺がカウル付きなマシンしか買わなくなったのはそれが一番の原因だったりする。

カウルなしのバイクでタンクの上に伏せてぶっ飛ばすと面白い現象が起こる。140Km/hくらいから体がシートから浮き始めるのだ。ステップに体重をかけようとしても体が浮いてきてかけられない。多分背中の丸みが負圧を生み、体が上に引っ張られるのだろう。これはカウル付きバイクでは味わえないが、ヘルメットが浮いてくる感じは知っている人も多いはずだ。アレの全身版と思ってもらえればいい。

話がそれたが、基本的にバイクは危険な乗り物だ。危険だからこそ、自分の身は自分で守らないといけないと思っている。臆病者の俺はそれなりの装備が無いとバイクに乗るのが怖い。だから軽装でマシンを操っている人を見ると「あれで怖くないのかなぁ」と思ってしまうのだ。


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posted by oyajiman at 2011年08月15日 23:00:00



コメント

Cyber

oyajimanさん、こんにちは。

>本当ならツナギだけでなくプロテクターも欲しいくらいなのだ
ほんと、よく分かる。
コケた事ない奴ほど、ここでは書けない位の惨状になってますよね。
あっしは限定解除のとき「プロテクターは用意した方が良いですか?膝とか肘とかの」と、電話しましたw
実際跨るとモンスターなんだなと、400小僧は驚きました。

何度倒したでしょうか。
その度にバンパーが、あの醜いバンパーが脚を守ってくれました。
ブーツは勿論履いてましたけど、下はジーンズ。
教習が進むに従って、高校のテニス部の厳しさを思い出したのですw
吐いたもんね、教習中。
バイクはスポーツです。
4輪もそうですが、練習無しには達成感も有らずです。

>140Km/hくらいから体がシートから浮き始めるのだ。
よく分かります・・・なんでだ(^^;)
120を越える位から、ボコボコとバレーボールをぶつけられるような、定期的な痛み。
革つなぎだったら少しは楽なのかも知れないと思いつつも、YAMAHAのジャンパーを着て、左で走ってるクォーターに<抜かせるもんかい!>と思いつつスロットル限界、おいらの体力も限界で、飛騨高山を目指したのでありました。

お互い安全運転でまいりましょう、、なんて心にもない言葉で〆るw
2011年08月16日 09:40:53

oyajiman

Cyberさんこんぬつは。

俺が装備で信じられないものの一つに「半ヘル」とか「シールドなしのジェットヘル」があります。あのヘルメットじゃカナブンアタック食らったら死ぬかもwww、と、いつも思ってます。

俺がバイクに今でも乗っているのは、多分うまくなりたいからなんだと思います。この歳になってうまくもへったくれもないような気もしますが、やっぱりケニーみたいに走ってみたい。そんな思いがどうしても捨てきれないんですよね。
2011年08月19日 02:07:32

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