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2011年01月27日

要らぬ仕事を増やしてくれるなお役所さま

[これでいいのか]
少々前になるが、厚生労働省の労働局雇用均等室なるところから、就業規則についてのご指導を賜った。わざわざ訪問して新しく施行された法律に就業規則等が対応できているかをチェックして回っているようだ。本気で「すげーな」と思う。時間も金もかけて回るなんて。

驚くのがその対応で、はっきり言えば「至れり尽くせり」。どの点を直さなければならないのかを明示し、そのうえご丁寧に規定例までキチンと準備されている。悪く言えば「一般人には理解できないところも多いだろうから」ということなんだろうけど、とりあえず助かることは確かだ。それだけでなくて、修正後に添削までしてくれる。ありがたいことでござるよ。

これは法律の改正に伴うことだし企業コンプライアンスというのはとても大事なことなので、「めんどくセーよな」という本音はさておいても取り組まねばならないことだろう。

しかし、もう一つ言われた「一般事業主行動計画」とやらがどうにも解せない。これも法律で定められたことなのではあるが、役所の方も「とりあえず資料出しとけや」的な感じが見えてしまって困る。役所は決められたことをやっているだけなので文句を言ってもしょうがない。それは判っているつもりだ。しかし、「いらねー仕事増やして残業させんなボケ」とか、「こういう行動計画を立てさせるよりも景気が良くなってくれば解決すんじゃねーの」とか、「サンプルまで作って書かせるだけだったらお前が作ってくれ」とか思わないわけじゃない。というかマジそう思う。

こういうところからも「政治家も役人も全然実態が判っていないんだろうね」というのが垣間見えて素敵だ。

で、すごく気になるのは、ここまで至れり尽くせりなのはお役人が優秀だからなのか、それとも人も時間も余っているからなのか、どっちなんだろうってこと。考えられるとすれば、「上のクラスは超優秀で下の方は人余り」か「上のクラスが暇を持て余しているけれど現場に近いところは無茶苦茶大変」って2パターンだね。これ以外にも「米トレーサビリティ」とかのご指導も賜ったし、なんだか結構余裕かましているように見えるんだけどね。郵便物も官庁からとか外郭団体とか無茶苦茶多いし、そのくせほとんど見る価値なしだし。ホント君たち必要なの?と本気で思ってしまう。頼むから必要以上に仕事を増やさないでほしい。心からお願いするよ。

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posted by oyajiman at 2011年01月27日 23:00:00



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