俺が今通っている教習所の教習車は、定番のCB750だ。普通二輪用の教習車もCB系のようだが、興味がないので車種までは忘れた。
俺が中型免許を取ったときの教習車は、なんと
RD400と
スーパーホーク2だった。RD400はフロントブレーキが全然効かないクセにリアは強烈な効きで、ただでさえエンブレが効かなくて止まりにくいのにフロントを強くかけても全然止まらない。仕方がないのでリアをちょっと踏むとすぐにロックして教官に怒られるという、完全に「罠」マシーンで泣けた。
で、教習用のCB750だが、フロントタイヤが
トリアルタイヤみたいになっている。素直な荷重移動でのステアリングではこのようなフロントの減り方はしないものだ。教習車ってのはハンドルをこじって乗る奴が多いのだろうか。ハンドルをこじって曲がるとこういう減り方になりやすいのだ。トリアルになっているものだから、ちょっとバンクさせると前輪が切れ込みたがって困るぜ。
教官は「パワーが違うから気をつけて」みたいなことを言っていたが、特段パワーがあるとは思えなかった。確かに中型に比べて低速でのトルクはあるが、やっぱり直4の低回転という感じ。400ccでもあのトルクがあるV4ってすごいんだな、と、改めて思った。
困っているのがレバーの握り方。俺はフロントブレーキを中指、薬指、小指の3本がけで握るくせが染み付いてしまっている。これって教習所だとダメなんだよね。なんでダメなのかというと、レバーで指を挟むからなのだそうだ。言われてみれば確かに危ないかもしれん。クラッチは人差し指と中指での2本がけなんだが、不思議な事にこちらは何も言われない。実は停車時も右足を出す癖があったのだが、これは昨年のうちに矯正しておいた。だけどレバーだけはなぜか治らなかった。
気をつけていても治らないものは治らない。ということで、右手の人差し指と中指をテープで止めてしまうという方法を思いついた。こうすれば人差し指と中指は必ず一緒に動く。我ながらいい考えだと思う。早速試してみよう。