先日、深夜にNHKで井上陽水の番組が放送されていた。陽水といえば、俺が小学生のころに友人宅でアルバム「氷の世界」を聴いてシビれ、その後ずっとFANである。あの陽水も61歳になるらしい。さすがに若いころのような高音域は出なくなってきているようだ。
その番組の中で、あの
PUFFYの鮮烈なデビュー曲「
アジアの純真」についての話はちょっと驚いた。「アジアの純真」でもビックリなタイトルなのに、最初は「熊猫深山」にしようとしていたとかいないとか・・・このあたりはwikiにも書いてあるね。
なんだよ「くまねこしんざん」て。
陽水の歌詞やタイトルには、いつも「へぇぇ」とか「はぁ?」とか思わされてしまう。語りもそうで、なんというか味があっておもしろい。下手なお笑い芸人よりずっと面白く、ついニンマリしてしまうような言葉がポンポン出てくるのがすごい。
陽水の歌で意味不明の最高峰に位置するのはMy Houseあたりのような気もするが、
GOLDEN BADに収録されているやつは、いずれもこれぞ陽水という甲乙つけがたい意味不明さで素晴らしい。
さて、その陽水は今新しいアルバムの製作に入っているとかいないとか。今度はどんな陽水ワールドを聴かせてくれるのだろうか。