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2010年01月13日

プライドがなんの役に立つのだ

[つれづれなるままに]
とある会社の経営者は、厳しく社員を叱咤(激励)するらしい。その叱咤(激励)は、厳しい言葉を投げかけられたものにとってはなかなかこたえるらしく、ヘコむ社員が続出したという。中にはヘコむだけでなく経営者に反感を持つものも出たようで、経営者が参加した会議の雰囲気は空気がよどんでいるという。

もし会社が潰れてしまったら社員を路頭に迷わせてしまうのだから、潰さないよう経営者が厳しいことを言うのは当たり前だ。時には首根っこを掴んでも動かさなければならないこともあるだろう。社員のために厳しいことを言わざるを得ないことなど、社員は知るつもりもない。

厳しく追求されて反感を持つ一番の要因は、プライドを傷つけられたことが多いように感じる。見解の相違とかポリシーの違いとかで意見が100%かみ合うことなどあり得ないし、そもそも経営者と使用人では立場が全く違うのだから、どちらの意見が優先かは聞くまでもないことだ。やることをやらない経営者ならいざ知らず、会社の存続のためにどうにかしようともがいている経営者の言葉に反感を持ち、それを否定するのは如何なものかと思う。そもそも「やったけれどダメでした」と言い訳するためにも、とりあえず否定的な感情は捨てて取り組んでみる必要はあるだろう。

しかし、その否定的な感情を捨てるのは「プライド」を捨てなければならない。俺はこんな仕事をしている人間じゃない、俺は奴より優秀だ、そんなのウチの会社ではやる仕事じゃない・・・そんな意識がある限り、厳しい言葉に対して反感を抱く。

先入観なく言葉を飲み込めれば、厳しい言葉と感じることもない。自分の足りないところを指摘され、反感を持つのは「図星」だからだ。そんなプライドなど必要ない。

と、心の友が言っていた。なるほどと思った。

[関連エントリ]

プライドだけはあるんだね
プライドと見栄



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posted by oyajiman at 2010年01月13日 23:00:00



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