Linuxからアホ話まで、何でもありでござる

2004年03月02日

会社概要

[だめだこりゃ株式会社]
わたしがだめだこりゃ社に勤めてから、既に15年になろうとしている。ここ数年、わたしの給料は下がっていく一方である。いや、これはわたしだけではない。会社の従業員のほとんど全てが賃下げになっているのである。

だめだこりゃ株式会社の経営が傾いてから、既に何年たっただろうか。

だめだこりゃ社は、創業110年を越える老舗中の老舗である。この地方の主要都市に全て自社の営業所を構え、広範囲に営業を続けて来ただめだこりゃ社であったが、ここ数年でその資産もほとんど売却し、切札として持っているものはあとひとつしかなくなってしまった。

いつからこんなふうになってしまったのだろうか。

この状況は、全て金融期間の長期策略によって作られたのだとわたしは思っている。だめだこりゃ社は「はめられた」会社なのだ、と。

だめだこりゃ社は、昭和60年代には年商200億円を突破するのではないかとさえいわれた会社である。しかし、その当時で、既に負債は140億円程に膨らんでいた。その10数年前、だめだこりゃ社の負債は20億円程しかなかったのである。たった10数年の間に、120億円も負債が膨らんでしまっていた。

だめだこりゃ社はオーナー会社であった。創業者はかなり先見の目があったらしい。その後の経営執行責任者もかなりのやり手であったらしく、現在のだめだこりゃ社のすべての基礎は、この時代に培われたものだといってもいいだろう。

その基礎となっている分野にかげりが見え始め、だめだこりゃ社も新たな分野の業務開拓を始めたのだった。

つづく


ブログランキング・にほんブログ村へ
posted by oyajiman at 2004年03月02日 01:42:49



コメント

コメントはありません

トラックバック

トラックバック
このエントリにトラックバックはありません
このトラックバックURLを使ってこの記事にトラックバックを送ることができます。 もしあなたのブログがトラックバック送信に対応していない場合にはこちらのフォームからトラックバックを送信することができます。.

コメントする