超久々に映画の話。
下妻物語を見て以来、俺は
中島哲也監督の大ファンである。当然この作品も見なければなるまい。
はっきり言うと、最初の方は過剰とも思えるアベサダのノリが鼻について少々頂け無かった。しかし、それもいつの間にか慣れてしまい、あとはもうあの中島ワールドにとっぷりである。マジおすすめ。
下妻物語でも思ったのだが、中島監督って日本のティム・バートンって感じがする。ビートルジュース、バットマン、マーズアタック、シザーハンズ、スリーピーホロウ、チャーリーとチョコレート工場…いずれも楽しく、そしてまさに夢物語。そんな雰囲気の作品を出せる監督などそうざらにいない。笑いと涙はセットになればより面白い。こんな作品が作れる監督だと、バタリアンのような「恐怖」と「笑い」を組み合わせたコミカルな作品も作ってもらいたくなってしまう。
というものの、やはり中には厳しいレビューもあるようである。
amazonのカスタマーレビューに、
非常に厳しいレビューも付いている。こういう意見も判るような気がする。感覚が鋭いというか、センシティブな人は「あまりにもイタいしクサい」と感じるかもしれん。だけど、それも多分年をとって鈍感になってくれば感じ方も変わるだろう。
単純に可愛くて面白くて笑えて泣けるよ、ほんと。