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2009年01月04日

自動販売機は偉いのか

[うんちくん]
自動販売機で物を買うと、ぴったりの金額を入れない限り普通は返却口からおつりが出てくる。その返却口は小さく、機械の下の方に付いている場合が多い。また、商品取り出し口も機械の下に付いているものがほとんどだ。

先日自販機で缶コーヒーを買った。小銭がなかったため1000円札を入れ120円のコーヒーを選ぶと、ゴトンと商品が取り出し口に落ちてきた。チャリンチャリンチャリンとおつりが返却口に出てきたが、なんだか音がしている時間が長い。嫌な予感がしてかなり下に付いている返却口に指を入れたが、返却口がちいさく指が二本しか入らない。そして嫌な予感は的中しており、おつりはなんと全て100円玉と10円玉であった。100円8枚、10円8枚、都合16枚もの硬貨がその小さな返却口の中に入っているのである。平身低頭し返却口に指を入れ、そろりそろりと硬貨を取り出したが、そのうち数枚は努力虚しく地面が受け取った。さらに平身低頭して地面に落ちた硬貨を拾い、そして最後にまたまた平身低頭して商品を取り出した。

商品を自動販売機から購入するたび、本来であれば自販機が頭を下げるべきところを何故購入者が頭を下げなくてはならないのか理解できん。なんで買った方がペコペコしなきゃならんのか。自販機製造メーカーは良く考えろ。

そして返却口は小さい。頭を下げた状態でうまく硬貨がとれるのか、自販機メーカーは一日中ずっとおつりを取ってうまくおつりが取れる形状かよく研究しろアホ。オマエ等のせいで、日本全国の人何人が頭を下げているのか考えろ。そのエネルギーたるやどのくらいになるのかわかっているのか?

なに?わからない?じゃあ算出してやろう。
信憑性は知らんが、国内自動販売機市場の概況という住友銀行の資料を見ると、2006年12月時点の自販機は551万5700台だそうである。それに対しての売上は6兆8302億円で、一台あたりにすれば123.8万円/年となる。商品はタバコとか券売機とかいろいろあるので商品単価はさまざまだろうが、面倒なので商品平均単価を200円と仮定してみる。するってーと、一日の自販機の平均販売個数は次のとおりだ。
売上年額÷365日÷商品単価
=6兆8302億円÷365日÷200円 = 93564383個/日(9356万個/日)
人は大体2000kcal程度のエネルギーは必要とすれば、しゃがむだけでも1kcal程度は必要だろう。となれば、この自販機のせいで9356万kcal、人間に換算すれば
93564383kcal÷2000kcal/人=46782人
なななんと、自販機が謙虚になって客に頭を下げさせないように心を入れ換えるだけで、4万7千人弱のエネルギーが浮くかも知れんのだ。

ただでさえいつでも電気を食っている癖に、人間様にまで余計な労力を強いる自販機共とその親玉である製造メーカーは、上記の事を十分に認識して心を入れ換えられたい。

頼むよほんと。


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posted by oyajiman at 2009年01月04日 22:30:00



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