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2008年10月24日

ビデオカードの勢力図に変化あり

[おいらのパソコンに関わる話]
先日PCパーツ屋に行って、ビデオカードの品揃えの変化に驚いた。

以前はその6〜7割をNVIDIA製品が占めていたのだが、今ではその割合が完全に逆転し、ATI優勢である。中でもRadeon HD 4850の品数の多さにはびっくりだ。Radeon HD 4850は品薄だと聞いていたが、品薄になるくらい売れていたのは本当だったようだ。

このRadeon HD 4850、ミドルクラスGPUの本命登場!? ATI Radeon HD 4850を試す-マイコミジャーナルなどにも出ているとおり、性能はNVIDIA GeForce 8800 GTS(G92)並でその価格は2万円台前半である。さらにこのRadeon HD 4850は、そのほとんどが1スロット仕様であり消費電力も少ないらしい。そのコストパフォーマンスは「売れて当り前」という所か。品揃えがこの商品に集中するのもわかる。

レビューを見る限り、Radeon HD 4850の上位機種であるRadeon HD 4870はかなり素敵な性能のようだ。NVIDIAのもたつきもあるせいか、ここにきてついにATIが確実に一歩NVIDIAを引き離した感じだ。

もう少し視野を広げてみれば、AMD(=ATI)のCPUの売行きは今一つであろうと推測される。一時期はIntelに追い付き少しリードした感があったが、今ではリードしているのはそのリーズナブルな価格だけという感じだ。CPUでのシェアを挽回できないとなれば、GPUでその分を取り返そうとしているのかもしれない。CPU、GPU、チップセット全てを手がけているのはAMDの強みかもしれない。

俺が注目しているのは実はその点で、CPU、GPU、チップセットいずれかにボトルネックがあれば、システムとしての性能はそのボトルネックに足を引っ張られてしまう。トータルとしての性能向上にはその単体の性能アップは必要不可欠だが、Hybrid Graphicsのような技術で単体の性能以上のものが引き出せる可能性があるわけ。一人のスーパー力持ちより三人のそこそこの力持ちというところだ。

このRadeon HD 4850の勢いを見ていて、大体俺の次のシステム構成が決まった感じ。CPUはAMD Phenom、マザーボードは790GXを搭載したもの、ビデオカードは今でも取り敢えずGeForce 8800 GTS(G80だけど)を使っているのでRadeon HD 4870は欲しい。これをHybrid Graphicsで動かしたらどうなるのか、興味は尽きない。

問題は財力だな。


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posted by oyajiman at 2008年10月24日 22:30:00



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