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2008年09月01日

Willcom03がやってきた その4

[W-ZERO3]
Willcom03がやってきた その1
Willcom03がやってきた その2
Willcom03がやってきた その3

初期型を今まで使ってこれたのは、リアルVGA化した事が大きかったと思っている。モバイルにしては広いと言っても所詮VGAでしかない初期型W-ZERO3だが、その上下はWindowsMobileというお世辞にも出来がいいとはいえないOSのバーが我が物顔で居座り、実際に使えるスペースは8割程度しかない。その上どういうわけかQVGA的な使い方になっているらしく、とりあえずは3.7インチでVGAなのに少々画面がでかいだけという感じになっていた。それがリアルVGAにすることによって上下のバーの面積が少なくなり、且つあらゆるものがVGA化されるおかげで、一度に表示できる情報量が格段に増えたのだ。

いいこと尽くめのようなリアルVGAだが、文字は小さくなって視認性が悪くなること、一部のアイコンが表示されなくなること、標準SIP(ソフトウエアキーボード)と手書き入力が使用できなくなることという問題点もあった。アイコンとSIPの問題点は対応ソフトがあったので、手書き入力だけを犠牲にして高解像度を手に入れたのだった。

Willcom03は画面が小さいくせに解像度は初期型ZERO3より高い。何もしない状態でも画面の文字の大きさを下げてやれば、かなりの情報量を表示できる。しかしなんだか気に食わないので、これもリアルVGA化してみた。

Real.VGA.for.WM6.v1.1.rar

ここからダウンロードしてインストールすればリアルVGAに出来る。解像度を192dpi(標準)、128dpi、96dpiの中から選べるのだが、使ってみるといくつかのアイコンが表示されない、SIP、手書き入力がダメという問題はWillcom03でもそのままだった。さらにはデフォルトで標準であろうW-ZERO3メールはどういうわけか起動時のメニューがリアルVGA化されず違和感が大きい。さらには初期型では多少我慢できた文字の小ささが、Willcom03ではあまりに小さすぎて見えない。見えないので少々文字を大きくしてみたのだが、そのうち「タスクバーのサイズしか違わないじゃん。」という結論に達した。そのサイズが違うだけで不具合を抱えるのもあほらしいのでリアルVGA化は取りやめることに決定。

手を入れるところも少なくなり安定性も抜群になって非常にいいのだが、なんだかいじることが少なくなって寂しいのは贅沢な悩みってところだろう。


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posted by oyajiman at 2008年09月01日 22:30:00



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