うれしいことに今まで使っていた
会社のPCがイカレタので新調したのは前に書いたとおりですが、環境的にも大きく変化しました。
まずベースをVineLinux3.2からVineLinux4.2へ変更。そして仕事用のWindowsも今まではVMWareWorkstation3.2上で動かしていたのだけれど、これもついでにVMWarePlayer2.0に変更しました。VMwareの変更理由は簡単で、VineLinux4.2だとなぜかVMWareWorkstation3.2のモジュールのコンパイルが出来ないのです。逆にVineLinux3.2だとVMWarePlayerのモジュールコンパイルが出来ません。つまり、組合せとしてはVineLinux3.x+VMWareWorkstation3.xかVineLinux4.x+VMWarePlayer2.xしかダメっぽいのです。OTL=3
たぶんコンパイラとかカーネルオプションの関係とかなにかだと思うのだけれど、いろいろやるのもめんどくさいしどうせ使うなら新しい仮想PCエンジンの方がいいだろうということでVMWarePlayerを使うことにしました。
VMWarePlayerの設定は前にも調べてあったし
実際に動かしていたのですんなり動きましたが、Samba経由でHostに入れてあるデータにアクセスしようとするとうまくいきません。というか、なんだか仮想PC自体が社内ネットワークに接続されていません。なんでだろ?Host側のSambaの設定がおかしいのかとしばらくいろいろいじってみましたがダメ。
試しに物理的に独立した他のPCからアクセスしてみると問題なく繋がります。オイオイということはSamba自体は問題ないじゃん。この結果を見る限りではHostのSambaの設定ミスというのはほとんど考えられません。少々困ってしまったのですが、何気なくVMWareWorkstation3.2の設定ファイルを眺めていてはたと気がつきました。
うまくいかない原因は非常に単純で、仮想PCのネットワークをNAT接続にしていたから。そりゃダメだよなー。ということで、設定ファイル(*.vmx)を
#ethernet0.connectionType = "nat"
ethernet0.connectionType = "bridged"
のように修正。このあと問題なく動いたのは言うまでもありません。
しばらく使っていると、仮想PC上で負荷をかけてもHostでのCPU使用率が50%程度にしかならないことに気がつきました。おかしいなと思って仮想PCを調べてみると、折角のDualCoreのCPUなのにVMWare上ではSingleCPUになっているようです。
ぐぐってみると、こちらも設定ファイルに
numvcpus ="2"
と記述してやればDualCoreになる模様。どうやらVMWarePlayerのヴァージョンが1.xのころはDualCoreで使えなかったらしく、MultiCoreはヴァージョン2.xから利用可能になったみたいですね。
ついでにVMWarePlayerはメモリを実メモリに展開せず、
勝手にスワップファイルを作ってそこに展開してしまうらしいことも発見。これは別にどうでもいいといえばどうでもいいのだけれど、確かに一定時間固まったようになったりすることもあって精神衛生上よろしくありません。実メモリも2GB積んでいることだし、このお節介機能も停止することに決定。これも設定ファイルに
mainMem.useNamedFile = "FALSE"
と記述してやればOK。
ああ、やっとスピードだけ向上させた前の環境に近くなったなぁ。めでたしめでたし。